ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~ (第1話・4/14) 感想
TBS系『ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~』(公式)
第1話『科学捜査VS透明人間死体が語る密室の謎』の感想。
警視庁捜査一課の神山(和久井映見)は上司の刑事部長・黒田(大杉漣)の指示で、特別科学捜査班「ホワイト・ラボ」に班長として着任。だが、部署にはサイバー犯罪担当の山根(薮宏太)しかいない。大学教授転落死事件の現場に臨場した神山は、自 殺の可能性が高いとされる現場で、証拠品採取を行う捜査班員の奥貫(宮迫博之)、聞き込み中の本田(谷原章介)、そして被害者の小早川(小島慶子)の研究に興味を抱く一ノ瀬(北村一輝)に遭遇する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
人は見えるが、話が見えて来ない!
出演者のファンが楽しむドラマ化のためなのか、5人全員で事件を解決していると言うのを描きたいのか解らないが、いずれにせよ余りにしっかりとホワイトラボの5人を見せ場を均等に且つ丁寧に描き過ぎ。
従って、人は見えるが話が見えて来ない状態。要は肝心の事件の描写が散漫ってこと。刑事ドラマは捜査している刑事を魅せるのでなく、事件によって動き出す刑事を魅せないとつまらない。
特殊な能力が特殊に見えない!
特殊な能力の持ち主の4人がタブレット片手にスイスイと捜査を進めちゃうから、折角の“特殊”と言う設定が活きていない。そこに神山(和久井映見)までがっつり絡むから、残念ながら“特殊”の有難味が画面から伝わり難かった。
やはりここは一ノ瀬(北村一輝)と本田(谷原章介)に絞り込んで、他の3人は後ろに回って援護するスタイルの方が“特殊”を描けると思う。だって奥貫(宮迫博之)と山根(薮宏太)がやってることは技能・技術が卓越しているだけで、捜査一課や鑑識からの情報提供で補えちゃうわけだから…
あとがき
番宣を観る限りでは、結構新しい刑事ドラマとして期待したのですが、蓋を開けて見たら『ATARU』と『MR.BRAIN』を足して2で割ったみたいな既視感。音楽や効果音でそれなりに魅せてはいますが、第1話としては面白いようなそうでないような微妙な仕上がりでした。登場人物の描き方のちょっとしたさじ加減次第でグンと面白くなると思うんですけど。
そしてTBSに言いたいのは、一部地域で(私の地域がそうだった)19:55スタートとなっていましたが、ただCMと番宣を5分間見せられただけで、本編は20:00から始まりました。こう言う視聴者を騙すような手法で視聴率を稼ごうと言うのは、15分拡大より悪質です。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
TBS系 月曜ミステリーシアター ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~ オリジナル・サウンドトラック
Destiny (初回限定盤)(DVD付)
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/5427/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/394694526.html でも、TB受付けております。
- 関連記事
-
- 花子とアン (第14回・4/15) 感想 (2014/04/15)
- 極悪がんぼ (第1話・4/14) 感想 (2014/04/15)
- ホワイト・ラボ~警視庁特別科学捜査班~ (第1話・4/14) 感想 (2014/04/15)
- 花子とアン (第13回・4/14) 感想 (2014/04/14)
- 弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~ (第1話・4/12) 感想 (2014/04/13)