SMOKING GUN~決定的証拠~ (第1話・4/9) 感想
フジテレビ系『SMOKING GUN~決定的証拠~』(公式)
第1話 初回15分拡大『売るのは決定的証拠科学捜査と人の想いで弱者救う民間科捜研』の感想。
警察の科学捜査研究所出身の縁(香取慎吾)は、今は真紀(鈴木保奈美)が所長を務める民間の科捜研のすご腕鑑定人。法律や警察に見放された弱い立場の人のために事件の決定的証拠を見つけ出すのが仕事だ。ある日、縁は知り合った桜子(西内まりや)から、経営する工場の火事で3カ月前に死んだ父親・雅夫(佐伯新)の死の真相を調べてほしいと頼まれる。保険会社は借金に追われていた雅夫が自殺したと断定し、保険金の支払いを拒んでいるという。縁は早速、現場で採取した残焼物の鑑定に取り掛かる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
“ツカミ”はなかなか良かった!
民間の科捜研の話だから、いつものように事件現場から始まると思いきや、まず主人公が登場し花言葉からプロポーズ。そしてキリスト像から何やら事件に巻き込まれた主人公へ。そして場面は変わって百貨店での痴漢騒動に偶然現れ、「民間の科捜研の営業マン」と自己紹介して「スカート脱いで」まで約5分半。
軽快な音楽と相まって、なかなかテンポの良い“ツカミ”だったと思う。その後の痴漢事件の解明の映像表現も無駄が無く、真犯人を見つけて、おまけに主人公のタイトルコールまで付いて、なんとご丁寧なプロローグ。このまま進めばかなり面白い作品になるはずと思ったのに…
これぞ15分拡大版の弊害!
メインタイトル以降の中盤の中心人物は、主人公でなくほぼ桜子(西内まりや)。何となくお涙頂戴風の話を20分間以上見せられたって感じ。で、縁(香取慎吾)が本腰入れて動き出すのが50分近くなってから。正にこれぞ15分拡大版の弊害。普通に1時間枠にしたら全く違った印象になったのに…
予想通り、縁が動き出したらあっと言う間に保険金事件は解決。その上、桜子までレギュラー入り。科学捜査や分析の魅せ方も無駄に凝らずに上手く魅せてるし、登場人物が何らかのトラウマを持っていると言うことを含めて、笑いの雰囲気も無理が無くて悪くない。ただ一言、無駄が多過ぎる。それさえ何とかなれば…
あとがき
民間の科捜研が活躍しそうな上手い話だとは思います。ただ、視聴者に魅せたいのが科捜研なのか“ちょっと泣ける話”なのかよくわかりません。初回とは言え無駄も多過ぎです。1時間枠になる次回からがつくり手の腕の見せ所でしょうね。
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