花子とアン (第5回・4/4) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式)
第1週『花子と呼んでくりょう!』【第5回】の感想。
高熱を出し、「辞世の歌」を詠んだはな(山田望叶)だったが、吉平(伊原剛志)が町の医者へ連れて行き、一命を取りとめる。はなは、生まれ変わったつもりで自分の好きな名前を付け直すことにしたと言い、「花子と呼んでくれ」と皆に言う。はなの才能を確信した吉平は、女学校へ進学させる相談のため、牧師(山崎一)を家へ呼ぶ。意外にも牧師からは反対を受けるが、ふじは(室井滋)ははなの本当の気持ちに気づき始める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「花子と呼んでくりょう!」のざっくり説明の回?
死の境を彷徨ったはなも、スプーン一杯の薬で一夜にして快方。その後は、月曜から漠然と描いてきた、大の読書好きでおしゃべり好きで正義感が強く、好奇心旺盛で想像力豊かな“はな”が、今回は死の淵から帰還した自分は新しい自分だから“はな”から“花子”へ名前を変えると言う。そんな15分だった…
5日目で妄想無しの全編説明台詞のみか…
いや、そんな台詞のやり取りだけの15分だった。妄想シーンは回想シーンになり、スタート5日目にして、映像より台詞頼みの展開に少々残念だった。上でも書いたように、何となく描いてきた事柄をまとめたのは丁寧と言えば丁寧だが、もう少し映像的な工夫で“生まれ変わり”へのはなの気持ちが見たかった。
あとがき
台詞だけとか映像で無くと言う問題以前に、“花子”と呼ばれたい“はな”の気持ちが曖昧だったのが最も残念でした。
“安東はな”は架空の人物なので、「赤毛のアン」でも村岡さんの伝記でもない部分の創造力こそが、“本作らしさ”だと思います。
だからこそ今回のような“はな”の人格設定の肝になりそうなエピソードは、もう少し丁寧に説得力ある映像で魅せて欲しかったです。
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アンを抱きしめて―村岡花子物語
村岡花子: 「赤毛のアン」の翻訳家、女性にエールを送りつづけた評論家 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)
『赤毛のアン』と花子: 翻訳者・村岡花子の物語 (ヒューマンノンフィクション)
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