夜のせんせい (第10話 最終回・3/21) 感想
TBSテレビ『夜のせんせい』(公式)
第10話 最終回『卒業式ボイコット!秘められた過去と友達の死、涙の告白』の感想。
卒業式を目前に大澤(山本耕史)が、4年1組のクラスメイトに手紙を残して姿を消した。驚きを隠せない桜(観月ありさ)は、絶対にクラス全員で卒業すると言い、クラスメイトに大澤を探し出すよう指示する。そんなとき桜と華(蓮佛美沙子)は、外内(笹野高史)と宇垣(太賀)から、実は大澤は極栄会という暴力団に身を置くヤクザだと聞かされる。大澤の突然の退学届はそのことに関係があるのか? 果たして、大澤が姿を消した理由は?? 永遠の別れとなってしまうのか…そのとき桜と残された4年1組の生徒はどうする!?
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
最終回は最終回らしい見事な構成だった!
教師でなく一人の生徒が週替わりに主人公になっていくと言うちょっと変わったスタイルの定時制高校を舞台にした学園ドラマの最終回。どうなるかと思ったら、予想以上の仕上がりに驚いた。
最終回は、きちんと桜(観月ありさ)が前に出て生徒たちを牽引しながら、自分の過去と「人と褒めたい」から教師になったことを明かすと言うスタイル。生徒たちも大澤(山本耕史)を中心にほぼ全員が平等参加で、まさに“桜ジャパン”の勝利。ホント、良く出来た最終回だと思う。
主人公・桜を抑え気味に描いたのが素晴らしい!
総括気味に考えてみると、始まる当初はこんなに個性的な俳優たちを教師や生徒に集めて、どう仕切るのか不安だった。主人公埋没も、主人公だけ目立つってことも有り得た。でも、本作は最初の数話はその不安的中で始まったが、徐々に変化を見せた。
教師役の出番をぐっと抑え、桜先生さえも数歩バックへ。そして、毎週一人か二人の生徒に絞り込んで人物紹介を兼ねたエピソードで魅せた。おかげで視聴者も一人一人の生徒を理解することが出来た。その毎週取り上げる生徒の組合せの妙こそが本作の見所であり脚本の上手さだったと思う。
あとがき
第3話辺りでリタイアしそうになりましたが、最終回まで観て良かったです。正直、辻褄の合わない部分もあったし、強引な展開もありましたが、それらを気にさせない程に桜先生と生徒たちが生き生きとしていたのが素晴らしかった。脚本、演出、俳優が見事に上手く重なったと思います。ホント、
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