関西テレビ『チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮』(公式)
第11話 最終回『その医療は、正義か罪か』『(ラテ欄)その医療は正義か、罪か?最大の謎』の感想。
なお、海堂尊氏の原作小説『螺鈿迷宮』は未読。
白鳥(仲村トオル)が手配したAi(死亡時画像診断)の結果、加賀(山本圭)の死因が判明。ついに「螺鈿の部屋」での行為を突き止めた白鳥と田口(伊藤淳史)は、証拠となる画像を巌雄(柳葉敏郎)とすみれ(栗山千明)に突き付ける。巌雄は事実を認めたものの、娘たちは何も知らないと証言。そのころ、「螺鈿の部屋」には既に美智(左時枝)が入り、小百合(水野美紀)が付き添っていた。田口たちは施錠されたドア越しに2人に呼び掛ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
結局“碧翠院の終末期医療の謎”がおまけ状態で終了…
連続失踪事件と碧翠院の謎が並行して描かれた今作。で、失踪事件の方は連続殺人事件になり先週でほぼ解決済みだから、最終回は何をやるのかと思ったら、私が期待していた“碧翠院の終末期医療の謎”は、「螺鈿の部屋」で心変わりした美智(左時枝)のちょっといい話としておまけ状態で終了とは、何とも肩透かしな…
やはり“碧翠院の謎”に絞り込むべきだった…
全編を通して“碧翠院の終末期医療の謎”のくだりが中途半端だったのも残念。安楽死反対派の白鳥(仲村トオル)と安楽死やや擁護派の田口(伊藤淳史)が対峙する構図で終わったが、そこまでの流れが今一つ。
特に巌雄(柳葉敏郎)たちの最後の選択。安楽死させていたのが暴かれたら自ら命を絶つとか逃げるとか。安楽死で亡くなった(希望した訳だが)人たちも救われないと言うか…。結果的に柳葉さんの演技も相まって巌雄の自己満足に終わってしまったように描かれたのが残念でならない…
あとがき
地方医療の現状や終末期医療や安楽死と言う壮大なテーマに期待した本作でしたが、終わってみれば、田舎の病院でこっそり行われていた安楽死が明らかになったってだけ。序盤の頃まではいろいろ描いて期待していただけに本当に残念な仕上がりでした。さて、劇場版どうしようかな?
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【これまでの感想】
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