S -最後の警官- (第8話・3/2) 感想
TBSテレビ『S -最後の警官-』(公式)
第8話『誘拐事件の容疑者はNPS仲間の恋人!』の感想。
なお、原作:小森陽一氏、作画:藤堂裕氏による原作漫画は未読。
身代金目的の子どもの誘拐事件が発生。一號(向井理)らは、出動したSITの指揮下で待機する。誘拐された歩美が卒園した保育園では、2年前にも園児の誘拐殺害事件が起きており、その手口から、同一犯の犯行と思われた。2年前の事件の捜査に携わった速田(平山浩行)は、その園で働く保育士の優子(平岩紙)と交際中だが、当時、優子は容疑者の一人だった。SITの当(小木茂光)は、今回も優子に疑いの目を向ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
肝心の事件が簡単に解決し過ぎ!
2年前の事件まで一気に解決。それもNPSのメンバーが本気だしたらって。確かにNPSの捜査力が凄いことを描きたいのかもしれないが、私にはこれまでもNPSの捜査力には疑問があるから、違和感しか残らない。結局、日本の警察組織ってこんなものってのを描きたいか?としか思えない…
余分な話が多過ぎ!
一つ一つ挙げる気はないが、余分な話が多過ぎる。その上、事件の部分の書き込みが稚拙だから、終わってみれば、速田(平山浩行)と優子(平岩紙)の婚約続行と、新規メンバー・林イルマ(新垣結衣)しか印象に残らない。
もちろん、一號(向井理)とゆづる(吹石一恵)の出番とアップを増やしても、物語の面白さには影響なし。いや、むしろ邪魔なくらいだ。二人のトラウマになってる事件を引っ張るだけなら、もう少し小出しの方法を考えた方が良いと思う。
今週の主人公は何かやったの?
別に向井さんのファンでもないが、やはりドラマとしては主人公の活躍を観たい訳で、一人飛び抜けて大活躍するのは困るが、同僚たちと一緒に仲良く捜査し、物語の中に埋もれてしまっては元も子もない。こんな主人公埋没状態で劇場版へ繋げて大丈夫なのかと、他人事ながら心配になる。
あとがき
視聴率は12%を何とか維持してるので、同枠の前作よりマシって程度ですね。私の勝手な予想では、“綾野剛さん目当て”層の底力ってところでしょうか。これに加えて新垣さんとの共演となれば、視聴率は更に安泰ってことになるのでしょうが、同枠の裏番組を見るとそれほど良い訳では無いんですけどね。
警察ドラマが好きな視聴者の目は想像以上に肥えていると思うので、もっとしっかり脚本を書き込み、カメラワーク含めた演出の工夫を望みます…
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