S -最後の警官- (第7話・2/23) 感想
TBSテレビ『S -最後の警官-』(公式)
第7話『警察官の息子の覚悟家族のための突入!』の感想。
なお、原作:小森陽一氏、作画:藤堂裕氏による原作漫画は未読。
バスジャック事件が発生、一號(向井理)らはSATと共に出動する。バスには古橋(池内博之)の元妻・由紀子(白羽ゆり)と息子の史郎(山田日向)も乗車していた。古橋は、パンクで停車したバスに近づき、爆弾を持つ犯人の秋人(若葉竜也)と人質解放の交渉を始める。長時間の交渉の末、用意された別のバスに人質ごと移ることに。人質の一部は解放されるが、史郎は古橋の息子だと気付かれ、秋人に連れて行かれてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
“俳優・山田日向”の演技力に支えられた後編!
古橋(池内博之)の離婚した妻・由紀子(白羽ゆり)とその一人息子の史郎(山田日向)が事件に関わっている時点で、この手の作品の好きな人なら大よその結末は予想できるし、実際その程度のエンディングで終了。唯一の収穫は史郎役を演じた山田日向くんの名演に支えられ、何とか既視感を薄めることが出来たことだろうか。
もっと職業紹介ドラマ的要素を魅せればよいのに!
どんなドラマでもSATは格好良いのに、本作では犯人を仕留めろと怒鳴ってるだけ。NPSは単独行動ばかりな上にユルユルな日常を描いて、未だ存在理由さえ見えにくい状態。新旧の警察内組織を描くドラマなのに、対立構造だけで、最も大切な各職業(組織)の違いを、なぜ(ここが肝心)格好良く魅せないのだろう?
SATを無能に描いても、比較として面白くない!
人質がいて、犯人が爆弾を持ってるあの状況で、果たして本当に単独突入するのだろうか。今回もNPSをの有能ぶりを描くために、強引にSATを無能集団に描いてやしないか。制圧後のテレビニュース映像とアナの「突入した警察官によって犯人が確保されました」の声が白々しくさえ感じてしまった。
あとがき
結局、最後の最後に主人公・一號(向井理)が「オリャー!」って感じで突入して万々歳ってだけになって来てますね。それなら今回は後編だけで良いじゃないですか。この薄味の定番構成で二時間の劇場版作ってる訳じゃないですよね、って思っちゃいました。今回なら更に10分足して15分拡大版で十分だと思います。
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