Dr.DMAT (第7話・2/20) 感想
TBSテレビ『Dr.DMAT』(公式)
第7話『悪魔を救う医師』の感想。
遊園地で火災が発生したとの連絡を受け、響(大倉忠義)らDMAT隊が出動。だが、現場に到着した響らを待っていたのは、発煙筒の煙に紛れ、無差別に人を刺す犯罪の現場だった。安全のため、犯人確保まで待機を指示する小曽根(佐藤二朗)に対し、響や凛(加藤あい)、紅美(市川実日子)、長谷川(麻生祐未)らは反発。現場に駆け出していく。倒れている人の中には、寿退社したばかりの凛の後輩看護師・麻美らの姿があり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
エピソードは悪くなかったのに…
今回は(事故でなく)事件が発生したから、犯人の命まで救うかどうかのトリアージまで盛り込んで、(ある意味)究極の助ける命の順番決めにDMATの医師たちがどう葛藤し乗り越えるか。上手く描けば、DMATの存在意義まで描けたなかなかのエピソードだった。のに…
全体のバランスが悪いと言うか…
前半の30分の事件現場のシーンは、現場のごちゃごちゃ感をテレビ的に整理せず見せるから、「まだ助ける助けないとか言ってんの?」って雰囲気で緊張感無し。後半の院内治療のシーンでは、描きたい患者が多い割に時間が少ないから、その患者のエピソードも薄めで中途半端。全体のバランスと言うか何と言うか…
詰め込めば良いってものじゃない!
要は、詰め込み過ぎで、何度も書くが“引き算”が出来ていないから、テーマはぼやけるし雑にも見える。だから、結果的に、犯人のくだりも、同僚看護師のくだりも、少女のくだりも要らないのと同じ。いつものように、主人公の妹のくだりと少年の両親の死をうまくオーバーラップさせるだけで良かったようなことになる。なんだかなあ…
あとがき
いろいろなことが同時進行していることを整理整頓して描けていないのです、脚本も演出も。
そして、これまでも他の作品で描かれてきた“トリアージ”に悩む医師やそう言う状況の話で感動できる人は良いですが、“DMAT”と言う新たなテーマだからこそ、それ以上のものを期待している私には物足りません。それだけです。
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