ごちそうさん （第111回・2/12） 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』（公式）
第19週『貧すればうどんす』【第111回】の感想。
悠太郎（東出昌大）らは、め以子（杏）が蔵の中に食糧を備蓄していたことにあきれる。家に地下室があることを、め以子は初めて知る。め以子の闇買いは近所に広まり、配給で意地悪される。希子（高畑充希）はラジオ局での、戦争を美化する番組に苦痛を覚えていた。愚痴るめ以子を悠太郎はいさめ、とりあえず大切な鍋を一つ金属供出に出し、ご近所さんの機嫌をとることに。しかし防空演習で、め以子はついに大げんかをしてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
いくらドラマでも、戦争の設定で遊ぶのはよさないか？
近所の人気者“ごちそうさん”の面白エピソードを連発して楽しい朝ドラにしたいのは解る。堅苦しいことを言いたくないが、受信料で成り立ってるNHKが、子供たちも観る機会の多い朝ドラが、戦争や大災害の設定で遊ぶのは止めて欲しい。
ただ、食いしん坊な洋食店の娘に生まれため以子（杏）が、周囲の人に食べさせることにも幸せを感じるようになり、嫁ぎ先の大阪で奮闘する女一代記を書きたいなら、他の時代設定を選ぶべき。もはや作者以前に企画意図に疑問を持つレベルだと思う。
め以子の「そやかて…」「けど…」にうんざり気味…
「あのおじちゃんに怒られるから止めなさい」って我が子にしつけのつもりで叱ってる母親を見かけることがある。そんな時私は「おいおい、そうじゃないだろ」と心の中でつぶやくのだが、め以子の口癖のような「そやかて…」「けど…」に似たものを感じる。
ものの本質を勘違いしていると言えば良いのだろうか。少なくとも私とは違う感覚なのだ。今日の地下室や小麦粉や婦人会のくだりにしても、どうもめ以子の言動に共感できない。
まっ、第2話で幼少期のめ以子（豊嶋花）がお供えのイチゴを盗んで食べた時、「盗んだ柿を食べて腸チフスになったんだよ」と生前のぬか床さん（吉行和子）にしつけられた孫ではしょうがないか…
あとがき
仕事で2日間ドラマを観る時間が無かったので、深夜にまとめて観ては書いている状態です。それにしてもネガティブな感想しか出てやきませんね、本作は。さて今日はどうなるやら…
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