福家警部補の挨拶 (第5話・2/11) 感想

フジテレビ『福家警部補の挨拶』公式
第5話『相棒』『(ラテ欄)相棒殺し!天才漫才師の遺した謎』の感想。
なお、大倉崇裕氏による原作小説は未読、NHK版ドラマ(2009年)も未見。


立石(板尾創路)と内海(ほんこん)はかつて一世を風靡(ふうび)した漫才コンビだったが、天才肌の内海の素行が原因で仕事が激減。立石は、コンビ解消を拒む内海を隠れ家に呼び出し殺害する。内海の合鍵を抜き取り、2階の窓から侵入しようとした彼を突き落としたのだ。福家(檀れい)は、玄関の植木鉢の下に隠された合鍵を見つけ、疑問を抱く。さらに、出入りがなかったはずの玄関に投げ込まれたチラシの上の足跡も気になる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

やっと、まともに“犯行の動機”が描かれた!

これまでで最も良い仕上がりだった。正確に言えば、殺人事件が発生するまでの冒頭の約10分間で、加害者・立石(板尾創路)と被害者・内海(ほんこん)がかつて一世を風靡した漫才コンビだったことを描いたのが良かった。

なぜなら、ドラマとして加害者と被害者の過去から事件に至るまでの「人生」なり「人間関係」なりが見えたことで、加害者の“犯行の動機”をきちんと映像として見せたことだ。

過去にも“犯行の動機”は描かれたが中途半端で印象に残るような描写で無かった。だから、私は「福家が犯行内容と犯人を淡々と饒舌に紹介するドラマ」だったと書いたのだ。これは良い方向へのテコ入れと考えてみようと思う。

せつないストーリーに助けられた!?

今までは福家(檀れい)VS加害者のシーンが殆どだったために、かなり被害者が蔑ろにされていた。しかし、今回の元人気漫才コンビのせつない末路を描いくストーリーによって、(作者は意図したかどうか別にして)事件発生以前から事件発生後の加害者と被害者をきちんと描くことになった(描くことが出来た)。

そのことによって、倒叙モノとして一番大切な福家が真実に辿り着くまでの緊迫感と心理戦が、福家のマシンガントークに頼らずに、映像として解り易くなったために、良い意味でだいぶ普通の刑事ドラマとして楽しめるようになったと思う。ただ、個人的には「相棒」でなく「相方」だと今も思うのは変わらない…

あとがき

上で書いた以外にこれまでと変わった点として、前回の感想にも書いた様々な“間”を適宜挿入してきたと思います。お蔭で福家が天才的な直感だけでなく考えながら捜査している人間味が表現されたし、観る側にも物語の先に思いを巡らせる時間を与えてくれ、結果的にそれが良い方向になったと思う。

ただ、せつないストーリーに目が行きますが、病気を相方に隠しながら…と言うのが二人の信頼感を描いてるか疑問だし、証拠の類も安直な感じは否めません。第5話でそれなりのテコ入れをしたように感じましたので、一応次回に期待してみます。

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