S -最後の警官- (第5話・2/9) 感想
TBSテレビ『S -最後の警官-』(公式)
第5話『新たな仲間はスナイパー蘇我!善か悪か?悲しきテロ』の感想。
なお、原作:小森陽一氏、作画:藤堂裕氏による原作漫画は未読。
蘇我(綾野剛)がNPSに出向してきた。だが、一號(向井理)らに対し蘇我はクールな態度を崩さない。そんな中、「M」の関与が疑われる事件が新たに発生する。各地で自殺と処理されている事件が、Mに後押しされた新型テロとも考えられるのだ。被害者たちは自殺サイトで接触した‘神父’と名乗る人物から、特殊な銃弾「ナイクラッド弾」を受け取っていた。やがて、神父の居場所を突き止めた一號らは、確保に向かう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ふーっ。第5話でやっと“NPSらしさ”が出て来た!?
第5話、第5話になってやっと“NPSらしさ”が表現された。いや、正しくは3つのS組織で唯一NPSが持っている特権“捜査”が描かれたってことだが。そもそも本作はSATとSITとも違う新組織を描くドラマのはずだから、そもそもここが描かれなければ話が始まらなかったのだ。
ってことで今回が実質的な第1話ってのが何より残念であり、時既に遅しの感が強過ぎる…。まっ、折角描かれた捜査も、被害者だけでなく加害者の命も救うと言うNPSの大看板がある割に、捜査対称の人数などに抜け目があり過ぎて、言ってることとやってることが違うからどうでも良いか?
出演者のファンが楽しむドラマ化が加速中!だけど…
前半のコメディ要素の大量投入や、一號(向井理)と蘇我(綾野剛)の対比と言う名の出番の急増によって、出演者のファンが楽しむドラマ化が急加速している。まあ、第4話の視聴率が12.9%に急落したから、一気にテコ入れってことなんだろう。それ自体悪いとは思わないし、それ以前に視聴率がすべてだとも思わない。
ただ、そう言う方向性になったとして、それで本作が面白くなっているかと言うと私には疑問が残る。最も感じたのは延長分以上に長く感じたことだ。全体のテンポの悪いのはいつも通りで改善されないし、今回で言えば犯人の末路をあのように中途半端な死なせない設定で処理したり。ホントに出演者のファンは楽しめているのだろうか?
あとがき
最後の蘇我が一號に向けた台詞は良かったですね。表面的でかっこつけただけの台詞が多い本作の中では、内容がストレートだから書き易かったのもあると思いますが、この位の台詞でドラマを飾って欲しいです。
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