明日、ママがいない (第4話・2/5) 感想
日本テレビ『明日、ママがいない』(公式)
第4話『少女の悲しいヒミツ母親の幽霊は語る…』の感想。
佐々木(三上博史)が妄想癖のあるボンビ(渡邉このみ)に初めての‘お試し’を命じる。経済的に安定したら両親が迎えに来ると拒むボンビを、佐々木は一喝。結局、ボンビは自転車店を営む大輔(杉田吉平)・祥子(林田麻里)夫婦を訪ねるが、食事中に意識を失い病院に運ばれた。ポスト(芦田愛菜)は、その後も実の両親の話をするボンビを頭ごなしに否定。そんなポストにドンキ(鈴木梨央)とピア美(桜田ひより)は反感を抱く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ポストの色眼鏡…
世間の批判を受けての“ファンタジー挿入”だとは思わない。なぜなら、いつものように主人公・ポスト(芦田愛菜)が大活躍の巻として構成が完成されていたから。だが、前回までと明らかに違ってきた部分がある。それは…
今までは、親のいない子どもたちの目線で問題を抱えた里親をねじ曲がった悪者に描き、特にポストの視点での「子ども=正義、大人=悪」のような偏ったヒーロードラマのようになっていた。ポストの色眼鏡とでも言おうか。
これを創意工夫とするか? 軟弱化とするか?
しかし、今回はその色眼鏡の色を変えてきたのだ。だから、いつもなら全編に漂うポストの色眼鏡を通した“悪”で満たされるはずの1時間が少し和らいだ。更に、ポストに直接関係の無いロッカー(三浦翔平)と叶(木村文乃)の入浴シーンや佐々木(三上博史)と女のくだりを入れて。
これらによって私が最も懸念していた“マンネリ化”打破に対しての工夫は施されたと思いたい。しかし、第1話の衝撃から比べると軟弱化しているのも確か。私としては、あざとさが影を潜めただけでもありがたいが…
ボンビだけで突っ走って欲しかった!
妄想癖のボンビをプロジェクターで投影した幽霊で説得するなんて、面白い発想だしそれなりに上手く捻った話だと思う。それだけにこのボンビのくだりだけで1時間を突っ走って欲しかった。
ただ今後ポストの成長をどう描くかを考えると、今回は無駄だと思われた部分が重要になると思う。なぜなら彼女を中心に彼女の目線でドラマを描いていては彼女の成長は見えにくいから。その意味でロッカーや叶、そして佐々木らの目線もふんだんに取り入れたら良いと思う。
あとがき
今回を観る限り、あの放送中止の騒ぎは何だったの?状態ですね。好みの問題はあると思いますが、第1話のインパクトが懐かしいです。さて、来週はどこまでやわらか路線になるんでしょ?
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