チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮 （第4話・1/28） 感想
関西テレビ『チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮』（公式）
第4話『狙われた白鳥』『（ラテ欄）狙われた厚労省』の感想。
なお、海堂尊氏の原作小説『螺鈿迷宮』は未読。
白鳥（仲村トオル）は自分に届いたCT画像を巌雄（柳葉敏郎）たち親子に見せ、立花（宅間孝行）のものだと断言。巌雄は警察に相談すると言うが、白鳥はポーズでしかないと察する。そんな中、入院患者のうめ（丘みつ子）が田口（伊藤淳史）らに「生前葬」をしてほしいと言い出した。一方、白鳥はいら立つすみれ（栗山千明）が何かを隠し、不安を抱えているとにらむ。さらに、CT室の技師・戸山（渡部豪太）を挑発し重大な事実を聞き出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
面白いには面白いんだけど…
当初は、地方病院のずさんな死因究明制度や終末医療の問題点を扱うと言うことで注目していた本作だが、第4話にして、立花（宅間孝行）の失踪事件、碧翠院の諸々の謎、そして終末期の患者たちと3つの話が何とか繋がっているように見えると言うだけで、ほぼ独立してしているように感じてしまうのが残念。
確かに「生前葬」などのエピソードは興味深いテーマだが、やはりエンターテインメントとしては、白鳥（仲村トオル）が潜入して調べている碧翠院の諸々の謎解きであり、それに付随した？立花の事件の解明だと思う。もう少し全体のバランスを良くして、謎の真相に迫っていく面白さを出して欲しい。
あとがき
今シリーズって“病院”が舞台ってだけで、ちょっと“医療”ってイメージが弱い気がするんです。田口（伊藤淳史）の医者らしさもあまり描かれないし。だから、面白いんだけど…ってなっちゃうんですよね。予告編はかなりエンタメ要素を押し出してるのになあ。
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