ごちそうさん (第96回・1/25) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第16週『汁(つい)の棲み家(すみか)』【第96回】の感想。
悠太郎(東出昌大)は、竹元(ムロツヨシ)から地下鉄の工事現場に正蔵(近藤正臣)を招くように言われ、戸惑いながらも、親子2人の時間を過ごす。悠太郎が技術者としての良心を持ち続けることが、正蔵の願いだ。その夜、正蔵は地下鉄のことを語りながら、上機嫌で、め以子(杏)のスープを飲む。寝る前に静(宮崎美子)につくづくと幸せだと語り、「ごちそうさんな人生」だと言う。翌朝、正蔵は起きてこず、悠太郎はかけつける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
希子の祝言は茶番だったの?
第94回の感想で、“おもてなし重視なら、サプライズ系演出は要注意だ!”と書いたが、やはり間違い無いようだ。今日の放送で希子(高畑充希)が西門家に居て川久保(茂山逸平)も居ないと言うことで、希子の祝言は、め以子(杏)たちの祝言をサプライズ婚にするための茶番だったと言うことらしい。
あんなことをして希子の評判は大丈夫なのか?と考えるのも馬鹿らしいが、こんな雑なサプライズで視聴者騙しをする茶番ドラマを観るのも馬鹿らしい。今週こそ、雑な話を“最後の一葉”でまとめる好チャンスだったのに…
「ごちそうさん」が虚しく響く正蔵の最期に残念無念…
数日前に花嫁姿だった希子を含めての正蔵(近藤正臣)の最期のシーン。冒頭の地下鉄見学も唐突だが、流石に静を演じる宮崎美子さんの演技力でも、あの「ごちそうさんやて、逝きはった。大往生や」の台詞が虚しく響いただけだった。
そちゃそうだ。どうせ『ごちそうさん』に絡めるんだろうなと先は読めるし、何よりダメなのは、台詞そのものが空虚で中身が無い形だけのものだからだ。いくら美辞麗句を並べても、そこに至るまでの正蔵と家族たちの過程も未熟にしか描かれていないし、サプライズでドタバタした直後にやっても視聴者が追いつかない。
決して私は涙もろくは無いが、今日の正蔵の最期のシーンには何の思いも起こらなかった。そしてエンディング前の縁側での悠太郎とめ以子のシーン(葬儀の後とか言う設定だったのか???)も、素人でも書けるような決まりきった台詞だけ。これなら、さだまさしさんの『雨やどり』の方が何百倍も笑えて泣けると思う…
あとがき
如何にもって感じの縁側のシーンのあとに予告編のファーストカットが「バンザイ!」ってどういう神経をしてるとああいう編集が出来るんでしょう。サプライズ演出にも程があります。
結局、1月に入ってからの3週間はきれいさっぱり葬られたってことはよーく解りますが…
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