ごちそうさん (第95回・1/24) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第16週『汁(つい)の棲み家(すみか)』【第95回】の感想。
め以子(杏)と悠太郎(東出昌大)の祝言が、なごやかに進む。め以子は、希子(高畑充希)のために整えたバラバラの種類の魚の意味を説明する。和枝(キムラ緑子)は、相変わらず厳しい。客が帰り、め以子たちは和枝の柿の葉寿司(ずし)を食べる。翌日、正蔵(近藤正臣)が再び倒れた。め以子は料理に腕をふるい、子どもたちも喜ばせようと一生懸命だ。自分をはがゆく感じる悠太郎に、竹元(ムロツヨシ)がある提案をする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
なぜ、め以子が“柿の葉寿司”を食べたのに、
「おいしい」と言わせないの?
私の記憶が正しければ、め以子(杏)は西門家伝承の“柿の葉寿司”を作ろうと和枝(キムラ緑子)の家にまで行って研究したような。そして、今回め以子はやっとその和枝が作った“柿の葉寿司”を食べることが出来た。
なのに一言も「おいしい」とは言わなかったし、その味を研究しようとも作り方を調べようともしなかった。もっと正確に言うと、脚本と演出が「おいしい」と言わせず研究もさせないようになっていた。これでは、“食いしん坊”で“食への探求心が強い”め以子と言う設定が、全く蔑ろになっていやしないか。
単に祝言の翌日に懐かしい味の象徴として“西門家の柿の葉寿司”を出して、家族みんなで食べてる最中に正蔵(近藤正臣)が倒れたら視聴者が驚くだろうと言う目的にだけのネタなのか。
連ドラこその物語の連続性や登場人物の一貫性は担保せずに、毎日のサプライズエピソードの積み重ねで、物語や話の流れは生まれない。そして、面白さや楽しさはその中からしか生まれないと思うのだが。
あとがき
キャベジが誰だろうが、キャベジに負けて悔しいとか、そんな瞬間芸的なミニミニエピソードはどうでも良いです。毎日15分間×6か月間かけてしか描けない人間ドラマを観たいです。ただそれだけ…
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