明日、ママがいない (第2話・1/22) 感想
日本テレビ『明日、ママがいない』(公式)
第2話『9歳の母性本能。いたいけな少年を救え』の感想。
佐々木(三上博史)の指示で、パチ(五十嵐陽向)が里親候補と過ごす「お試し」に初めて臨むことに。ポスト(芦田愛菜)は不安がるパチを力づける。一方、ピア美(桜田ひより)は、同級生の蓮(藤本哉汰)の誕生日パーティーと重なったお試しをドンキ(鈴木梨央)に譲る。当日、児童相談所の叶(木村文乃)に案内され、パチは安田家、ドンキは川島家へ。安田家の妻・美智子(江口のりこ)は、パチが持つシャンプーのボトルを気にする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
徐々に普通のドラマになるのか!
第1話は、私の苦手な野島伸司氏が脚本監修で、これまた大の苦手な子役だらけのドラマを楽しく観た。なのに第2話は、世間の目を気にしてか恐る恐るいつもの手法で奇を衒ったドラマへシフトチェンジの予感。これでは、毎週妙な里親を登場させて子役で視聴率稼ぎか?と言われてもしょうがないような…
確かにテレビ(ドラマに限ったことでない)の世間への影響は大きい。特に子供への影響力は絶大だ。だからその点への配慮は重要だと思う。しかし、本作はテレビドラマだ。子供たちに見せたくないなら親や管理者がテレビを消せば良い。だって、本作はそんな良識ある親がそばにいない子供たちの生き様がテーマなのだから…
この台詞が、本作の好き嫌いの判断基準になるかも?
「前の飼い主を忘れられないペットが好かれると思うか!」これは、児童養護施設『コガモの家』の施設長・佐々木(三上博史)が、ギャンブル好きな母親に夏の炎天下で放置され命こそ助かった幼稚園児のパチ(五十嵐陽向)が、新しい里親候補と過ごす初めての「お試し」で、自分を捨てた母親が使っていたシャンプーの匂いで産みの母親を恋しがるのに対して(彼に直接ではないが)言う言葉、いや台詞だ。
この類の台詞を「けしからん!」と思う視聴者や関連団体が抗議をしているのだろう。しかし、この台詞で「がんばれ、子どもたち!」と応援する視聴者もいると思う。因みに私は、ペットが飼い主を覚えているのかと言う時点に疑問があるから、全面的に承諾できないが、劇中の台詞としては卑しく奇を衒ってるだけで悪いとは思わない。
こう言うドラマこそ、観たくなければ見なきゃ良い!
本作は親からもらった名前を捨て、まるで贖罪のように“あだ名”(断じて“愛称”ではない)で互いを呼び合う、親の愛から見捨てられた子供たちの視点から見た架空の世の中を、大人に演技指導された子役たちが演じて描くと言う、捻りに捻りまくった企画のドラマなのだ。
だから誤解を恐れつつ?もう一度書くが、本作こそ観たくなければ見なければ良いし、見せたくないなら消せば良い。あとは視聴率が結果を出すと思う。抗議や異論を唱える人たちの気持ちや事情もわからないくもないが、残念ながらドラマの内容なんて視聴率次第でどうにでも変更してしまうのだから…
あとがき
確かに“あだ名”については難しい判断が必要に思います。“いじめ”問題などに配慮すれば、もうちょっとやわらかい表現の“愛称”への変更を考える余地はありますが、ドラマとしての面白さを考えると魅力は減ってしまいます。まずは一視聴者として、第3話を観てみようと思います。
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第1話
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