明日、ママがいない (第1話 初回20分拡大・1/15) 感想
日本テレビ『明日、ママがいない』(公式)
第1話 初回20分拡大『母を失った子供達が求める愛情。私は絶対幸せになってやる』の感想。
真希(鈴木梨央)は母が傷害罪で逮捕されたことで、児童養護施設「コガモの家」へ。施設長の佐々木(三上博史)に案内された部屋には、ビア美(桜田ひより)、ボンビ(渡邉このみ)、ポスト(芦田愛菜)と呼び合う3人の少女がいた。真希はポストの名の由来が赤ちゃんポストに入れられていたからだと知り、言葉を失う。翌日、ポストが外出する。子どもが欲しい家族と過ごし、縁組みするかを決める「お試し」に行ったのだった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
シリアスなドラマのようで、コントのようで…
脚本監修が私の苦手な野島伸司氏だから、またどんより暗いドラマになると思って期待しなかったのだが、意外にぐるっと回って面白かった。ぐるっと回ってと言うのは、大勢出演している子役の扱い方についてだ。
シリアスなドラマとして観ると、子役たちの演技力に驚かされる。特に大人たちの要求に応える演技力は、まるでロボットのように緻密で型にはまっている。しかし、脚本ではそのことを逆手に取るくだりがあって、この辺がぐるっと回って面白いと思う。
また、グループホーム「コガモの家」で、ポスト(芦田愛菜)をトップにした階級制度みたいなものや立ち居振る舞いが、昭和の任侠映画のような雰囲気を醸し出していて、小学生があばずれの女を演じてるコントみたいな面白さもあった。
と言うわけで、語弊があるかもしれないが私のように心のどこかで「子供は悪魔」の部分があると考える人なら、結構楽しめるドラマだと思う。もちろんやり過ぎな部分は多々あるが、今の里親・養子縁組の壁の問題を扱ったドラマとして、すねた子供たちからの切り口で描くのには、もう少し注目してみようと思う。
あとがき
私が苦手な野島伸司氏が脚本監修で、子役だらけのドラマなので全く期待していなかったのですが、想定外に面白かったです。
なぜなら里親・養子縁組には様々な壁があるわけですが、「家庭が必要な子ども」と「子どもが欲しい大人」をどう結びつけるかの視点ばかりで、子どもたちの本音はわからないのです。ですから、本作でそこを切り込んでくれたらと思います。さて野島氏がそう簡単に切り込むとは思いませんが…
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