ごちそうさん (第87回・1/15) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第15週『今日でおわカレー』【第87回】の感想。
め以子(杏)は相変わらず不機嫌で、正蔵(近藤正臣)や静(宮崎美子)も持て余す。一方、希子(高畑充希)は、家まで送ってくれる川久保(茂山逸平)と親しくなる。亜貴子(加藤あい)が、悠太郎(東出昌大)の職場にケガの様子を診にきた。言いよどむ悠太郎に「もう会わない」と亜貴子は自分から告げる。め以子は思い直して悠太郎と話し合おうとするが、寝言で亜貴子に謝ろうとしているのを聞き、怒りが爆発。ある決心を固める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
やはり作り手は確信犯なんでしょうな!
月曜からダラダラとヒロインのイライラ面を見せて、水曜日には嫁から「出てってくれますか?」と三行半を叩きつけるってくだり。それにあの豪華な朝食とか。
視聴者の反感なり違和感からくる“ネジ曲がった?次回への期待感”を創り出して、視聴率を稼ぐと言い手法、やはり作り手は確信犯だと思う。こんなことをして恥ずかしくないのだろうか???
とにかく登場人物たちの心の変化を描け!
ついにくだらないと言いたくもなる。今日も、ヒロインが勝手に妄想し嫉妬しイラついてるだけにしか見えなかった。その理由は明々白々だ。脚本家が、演出家が登場人物たちの心の変化を描かないからだ。
結局、め以子(杏)と悠太郎(東出昌大)の間の互いに轢かれて結婚するまでも、大阪に来てからの夫婦生活や子育てもほぼ描かれずに、ただ一つ同じ屋根の下に住んで、同じ騒動を体験しただけを視聴者に見せてきただけだから、登場人物特にめ以子に感情移入も共感もしたくてもしようがない。
だって、め以子がどう言う人間なのか本質的な部分がわからないのだから。これは物語がブツ切れで連続ドラマとしてどうとか言う以前の大きな問題だと思う。確かに杏さんの演技力や役づくりには難ありだが、それとめ以子の心理描写を雑にして良いととはならないはず。作り手は再考すべきだと思う。
あとがき
結局、3か月以上の間、め以子が一人で勝手に駄々をこねて苦虫を噛み潰したような顔を見せ続けただけで、(主人公がめ以子だとして)主人公からテーマ的なモノが一切伝わってこないのは、やはり面白味のないドラマと言わざるを得ません。
もうめ以子のキャラを変えないなら、悠太郎を中心に彼が大阪を安全な町にするための過程を家族やご近所さん、そしてそれらを大阪の食文化が支えるドラマにした方が良いと思います。
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