ごちそうさん (第81回・1/8) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第14週『アイスる力』【第81回】の感想。
め以子(杏)は、ふ久(原見朋花)が小学校を停学になり、やりきれない。工事現場から疲れて戻ってきた悠太郎(東出昌大)に相談しようとして逆に母親の自覚を問われ、言い合いに。正蔵(近藤正臣)と静(宮崎美子)は、ふ久には聞かせまいとする。翌日、家にいることになったふ久は、湯気のたつやかんを見て、め以子に「理由」を問いかける。め以子は、ふ久と正蔵の会話から、ふ久がこれまでやったことの意味をようやく知る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
3人も子育てしてるのに、今日初めて壁にぶつかったの?
昨日、盗みをして火を点けたと騒いだばかりで、それも回想の幾つかのカットと近所さんや先生の台詞で表現しただけだからしょうがないが、まるでめ以子が初めて子育ての壁にぶつかったみたいで、め以子(杏)がふ久(原見朋花)の扱いに戸惑っても少しも感情移入できない。どうして脚本は雑なままなのか?
もう少しあたたかさが欲しい…
今週の話は、大きくなったふ久があれこれ才能を発揮することの伏線づくりなのだろう。「あのめ以子がこのふ久を生んだんだ!}と。それならわざわざ「盗み」や「放火」でなくても、幼い子供の特異な個性の描き方でもっと適切で優しい比喩があるはず。
今回のやかんの湯気みたいなあたたかさを感じる表現をもっと使えば良いのに…
家族や夫婦間の関係をもっと丁寧に描いて欲しい…
毎度、悠太郎(東出昌大)の出番づくりをしなければいけない至上命令があるのだろうが、それならそれで妻が夫に子育てを相談する必然性のある下地を作っておいて欲しかった。過去にも悠太郎のめ以子の相談には無頓着だったし、め以子も思考放棄しているようにしか映らない。
結局、後始末は正蔵(近藤正臣)がしたわけで、夫婦や家族が互いに支え合うみたいな部分のバランスがおかしく見えるのは私だけだろうか?
あとがき
昨日、素直に『め以子の子育て奮闘記』を描けば面白くなりそうと書きましたが、本日、既に『正蔵と静の孫育て奮闘記』になりつつありました。まあ、どんどん変化し、昨日は置いてけぼりなのが今作の作風なので驚きませんが…
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