チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮 (第1話・1/7) 感想
関西テレビ『チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮』(公式)
第1話『医師が消えた?』の感想。
なお、海堂尊氏の原作小説『螺鈿迷宮』は未読。
ある地方病院で1枚のAi画像とともに放射線科医が姿を消す。鉄壁の絆の病院一族には秘密があり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
2大テーマが重すぎやしないか?
『2014年1月期の冬ドラマの期待度』で、“地方病院のずさんな死因究明制度や終末医療の問題点は、個人的にとても興味のある題材”と好意的に書いたのだが、実際にドラマとして観てみると、医療問題としてかなり大きなテーマを二つも掲げて大丈夫か?と少々不安になった…
その理由は二つ。一つは、本作が第4弾にもなる(良くも悪くも)偉大なるパターン化から離れられそうに無い点。もう一つは、今作がテレビシリーズ最終章で、完結編となる映画が3月29日公開へと展開することだ。この2点から、本作自体は、結果的に過去作品とテーマが違うだけで終わってしまう可能性が高いのでは?と推測したからだ。
あとはどう楽しく魅せてくれるかに期待しよう!
不安材料として、例えば今回の大事故。速水(西島秀俊)の登場には驚かされたが、ドラマのツカミとしては中盤過ぎるし、基本的に設定説明の第1話としては大がかりな割に必要だかどうだか。
確かに手術シーンは見応えはあったが、自分の患者の手術に一度は怯んだすみれ(栗山千明)が田口(伊藤淳史)の簡単な台詞きっかけで心機一転したりと、登場人物の心の描写については雑な面がチラホラ…
こうなると、あとは事件解決までをどう楽しく魅せてくれるかに期待するしかない。まあ、期待を大きく外すことは無いだろうが、今期は他にも医療ドラマがあるから、その辺との差別化も明確でないと、一視聴者としての「どっちが面白いか?」と言う比較に負けるとも限らない…
あとがき
大爆発してドクターヘリが来たところで「バチスタもやるの?」と思ってしまいました。過去の3つのテレビシリーズと、類似作品との差別化を期待したいです。それと「また?」「バチスタも?」は今回限りでお願いしたいです。
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【これまでの感想】
チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸 (第11話・最終回 9/20) 感想
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