ミス・パイロット (第11話 最終回・12/24) 感想
フジテレビ『ミス・パイロット』(公式)
第11話 最終回『初フライトで緊急事態!衝撃の一部始終…緊迫の232分19秒全公開!』の感想。
実機訓練を終えた晴(堀北真希)たちは揃って合格。千里(相武紗季)もまた、順調に仕事に向き合っていた。だが、晴と国木田(斎藤工)の親密さが噂になる中、千里の国木田への思いは募るばかり。そしてクリスマス、晴たちはいよいよファーストフライトを迎えることになり…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ここまで詰め込んだら、国木田と千里もくっつければ良いのに…
まず、最終回の感想は、先週書いた通りにあれこれ詰め込んで(と言っても、訓練シーンはだいぶ描く必要は無くなったが)のお安い青春群像劇をきちんと踏襲した上で、なんとも緊張感の薄いパイロット誕生物語にはなっていたと思う。
ただ、国木田(斎藤工)と千里(相武紗季)の恋バナの結末には疑問符が。どうせここまでエピソードの重量オーバーを承知していたのなら、結ばれて視聴者もハッピーで良かったのでは?
結局、単なる客寄せネタだったのか、斎藤工ファンへのサービスだったのか、はたまたANAから社内恋愛禁止命令でも出たのか?完全に意味不明な恋バナ不時着が残念だった。
一言で言うと、詰め込み過ぎ!
では、全11話を総括気味に。本作の良かったところは、誰でも気軽に楽しめる今風のぬるーい訓練生たち、誰でもパイロットになれそうなANAへの親近感、飛行より安定していた予定調和のストーリー。こんなところだろうか。
問題点は大きく2つ。エピソードの詰め込み過ぎによる訓練部分の埋没と、群像劇とは言え、晴(堀北真希)と国木田と千里をほぼ同等に扱った事での主人公の埋没。これはドラマの脚本としてはホント宜しくない。晴が最も生き生きしてるのが、途中挿入されたCMと言うのが泣けてくる…
やはり、11話程度の放送時間では、もっとエピソードを削って、純粋にパイロット訓練生の悲喜こもごもに集中するか、エピソードは主人公に絞り込むなどの知恵を使うべきだった。やはり、時間と内容には最適なバランスと言うのがあるのだから。
あとがき
壮大なサブタイトルも結局尻すぼみで終わっちゃいました。まっ、普通のドラマでしたね。これと言って印象的なシーンなどもなく。ただ、今度飛行機に乗る時は、ANAは避けようかなと思います。あんなのが操縦してると思うと怖いので。
ホント、もう少し全体を交通整理していたら、もう少し見応えのある作品になったと思うんですが、残念です。
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【これまでの感想】
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