ごちそうさん (第72回・12/21) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第12週『ごちそうさんまでの日々』【第72回】の感想。
め以子(杏)は、東京から戻った悠太郎(東出昌大)に卯野家の話を聞き、ほっとする。悠太郎のどこかつらそうな様子に、温かな日常を心がける。震災の被害を目の当たりにした悠太郎は、見てきた者として自覚を持って報告を出せという竹元(ムロツヨシ)に反発を覚える。だが、大きいおなかで、遅い夫の帰りを待ち、熱いご飯でおむすびを作るめ以子に、この幸せな生活を守ろうと誓う。年末、卯野家からめ以子に、ある知らせが届く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
1カット目から、1回飛ばしたかと思った!
ストーリーがブツ切れで連続性が無いと、幾度も書いてきたが、今日は1カット目から別のドラマになったのかと思うような、大胆で奇抜な脚本と演出に度肝を抜かれた。
確か昨日の最後のカットで、悠太郎(東出昌大)は過剰な程の泥だらけなメイクで帰ってきたと記憶している。その翌回の1カット目が、秋の味覚“松茸”を囲んで、関東大震災の様子をバス旅行の思い出話のように語り、家族で飯を食らう。
どう言うセンス、いやどう言う意図でこのような映像が電波に乗せられるのか、正直理解できないのだが…
このように“関東大震災”を持ち出して、何を描きたいのか!
悠太郎は“東京編”で、既に「皆が幸せになる街を造る!」と言っていたから、そこを広げるための“震災”なのか?それとも来週の予告編にあったように、「お正月、楽しくなりそうですね」のために必要だったのか?
きっと私が堅物で杓子定規過ぎるのが理由だと思うが、東日本大震災からまだ2年半余りしか経っておらず、未だ復興の目途も立たない人が大勢いると言うのに、震災をこの目で見てきた悠太郎とその家族の言動を見る限り、脚本家や演出家が震災で何を描きたいのか全く見えて来ないのにイラつく。
結局、ベースになる部分は何でも良くて、継ぎ接ぎでも唐突でも偶然でも、とりあえず“食”をチラッと絡めておけが良しとでも考えているのか。もう少し事象や人物を丁寧に描いて、物語としてまともに成立させて欲しいし、その上で、何を言いたいのか魅せて欲しい…
あとがき
クリスマス週間なので、ホテル稼業は結構忙しくて、なかなかテレビをじっくり観たりブログを書く時間がありません。そんな精神状態で深夜に録画を観て、早朝に記事を書いてる私が悪いのでしょう。正直今回は呆れてしまいました。プラスの言葉を発したいと思いますが、思いつきません。
もう主人公は悠太郎で良いんじゃないですかね。もちろん建築のくだりを中心にするってことで。ただ、名家のボンボンが女中さんとデキ婚したって話にもなるわけで、それで良いのかどうか。天下の朝ドラが!
では、これから仕事に行ってきまーす。
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