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[読書]犯罪は予測できる (小宮信夫/著・新潮社) 感想

犯罪は予測できる
【おススメ度】★★★★

【私的評価基準】(書籍用)
★★★★★  傑作!是非とも本棚に並べたい一冊。
★★★★  秀作!私が太鼓判を押せる一冊。
★★★☆☆  まぁまぁ。お小遣いに余裕があれば買っても良い。
★★☆☆☆  好き嫌いの分岐点。図書館で十分。
☆☆☆☆  他の時間とお金の有意義な使い方を模索すべし。

“犯罪機会論”と言う考え方!

本書の中心にある考え方が、『犯罪機会論』だ。耳慣れない言葉だが、考え方はいたって簡単だ。犯罪が成功しそうな雰囲気(機会)があると言うこと。そして本書は、「犯罪機会が無ければ犯罪無し」と言う防犯意識を書いている。

防犯の常識を考え直すきっかけをくれる!

例えば、痴漢対策に暗い夜道に街灯を設置し明るくするとか、人通りの多い道を歩いた方が安全だとか言う考え方に、具体的な例を挙げ問題提起をしている。要は、いつでも被害者になる可能性のある私たちが、にわか犯罪者目線を装って(想像して)防犯をしても、無駄になることが多いのだ。

「はじめてのおつかい」は幼児虐待!

イギリスの小学校では、親が子供の送り迎えをするのが常識。西洋諸国では子供を車の中に置き去りにするのは幼児虐待(ネグレクト=保護の怠慢)だそうだ。

そう言えば、日本では集団登校はあっても親の送迎は滅多に見ない。親の買い物のために子供を車に残してなんてのも、日常茶飯事だ。もはや、日本の常識は世界の非常識となる部分が多いようだ。

私がずっと疑問に思い続けてきたことにも触れられている。テレビ番組で幼児を一人で買い物に行かせ、その苦労の始終を隠しカメラで撮影すると言う、あの『はじめてのおつかい』は幼児虐待で無いのか?と言うことだ。もちろん20年以上も続く長寿人気番組だから、多くの視聴者が微笑ましく観ているのだろうが。

本書はこれについても触れられている。やはり子供を一人で外に出歩かせる時点で幼児虐待と見るのが常識らしい。確かに実際の番組では、撮影時の安全性担保のための様々な対策が施されているのは知っている。ただ、問題はあなたの子供の「はじめてのおつかい」に安全策は取ってあるかと言うことだ。

あとがき

防犯ブザーを常時携帯しても、いざと言う時に電池切れもありうる。やむなく入った公園のトイレで運悪く犯罪に遭遇することもある。そんな日常に潜む犯罪が起こりそうな雰囲気を、どう無くしていくのかがわかりやすく書かれています。

決して専門書のような難しさはありません。良かれと思ってやっていた我が家や地域の防犯対策が、実は逆効果だったことなど、目から鱗な情報がたくさん掲載されています。防犯意識を再考したい方に是非お薦めします。



     

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