ごちそうさん (第71回・12/20) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第12週『ごちそうさんまでの日々』【第71回】の感想。
宮本先生の死を知り、納豆が食べたくなって探し歩くめ以子(杏)。家に戻ると桜子(前田亜季)が、希子(高畑充希)らと関東だき(おでん)を用意していた。食べることを大切にしていた宮本先生への供養の気持ちから、あえて明るく食べる一同。室井(山中崇)は震災後に東京で食べたおでんの話をし、残った者は強く生きなければと語る。源太(和田正人)はめ以子のために納豆を調達してくる。め以子は食べ物の力を信じようと思う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
震災の話を酔って話すのは…
酒の力を借りなければ話し出せない程の…と言う脚本家の解釈なのだろうが、やはり室井(山中崇)があれ程に酒によって震災の話をすると言うのに違和感を覚える。それに、炊き出しの手伝いをしながら食い繋いでたと言うくだりも。室井の必死さの描き方、間違ってやしないだろうか。
どうも今週のエピソードは、震災をネタにブラックジョークのような笑いで装う表現になっていて、とても気になってしょうがない。東日本大震災からもまだ2年半程しか経っていないのにこの脚本。脚本家は劇中の震災で何を描きたいのか、早くそれを見せて欲しい。
一貫性が欲しい!
どうも一貫性が無い。これもずっと書いてきたことだ。今回もヒロインは被災者のために食べ物で元気をと言いつつ、身重の身体で一人で納豆を探し歩く。避難所ではまだ大変だと言いつつ、具だくさんのおでんで供養と言う名の夕食会。
確か昨日はぬか床をお土産に持たせて笑顔で東京に被災者を送り出したはずなのに、今日の悠太郎(東出昌大)は過剰な程の泥だらけな演出で東京の悲惨さを。その場しのぎのように、その時々で正誤が変わるのは、観ていて混乱するだけ。もう少し何とかならないものか。
あとがき
ただ毎日15分何かが起こり話が進んではいるんですが、そこに連ドラを観ていると言う面白さや楽しさがないんですよね。メリハリがないのは作風としても、もう少し朝から元気が出るような明るい話に出来ないものでしょうか。もちろんブラックな笑いで無くて…
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