よろず占い処 陰陽屋へようこそ (第11話 最終回・12/17) 感想
関西テレビ『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』(公式)
第11話 最終回『出ていけ、陰陽屋!』『(ラテ欄)さよなら祥明!!インチキ占い師の最後』の感想。
なお、天野頌子氏の原作小説『よろず占い処 陰陽屋シリーズ』は未読。
瞬太(知念侑李)が、祥明(錦戸亮)の叔母・咲月(山田麻衣子)の息子だと判明する。覚悟を決めた源次郎(杉良太郎)は、瞬太の出生について祥明に語り始める。翌日、槙原(駿河太郎)が、祥明の祖母・春代(香山美子)と共に陰陽屋を訪れる。春代は、安倍家の跡継ぎは見つかったのか、と催促する。祥明は、まだだと答えるが、そこへ瞬太が現れる。瞬太を見た春代は何かを察し、口実をつくって瞬太を安倍家へ呼び出す。祥明は、瞬太が妖狐(ようこ)だと知られないよう、路子(倉科カナ)に瞬太との同行を頼む。
---上記のあらすじは[インターネットTVガイド]より引用---
最終回も“本作らしい”納得の仕上がり!
“本作らしい”と言うは、意図的にアイドルを前面に出すこともせず、いつもの「王子稲荷商店街」のご近所トラブルを主人公・祥明(錦戸亮)が、ご近所劇団の協力を上手く利用して解決すると言うスタイル。
今回は最終回でありながら、それを忠実に守ったことが、納得の仕上がりと言う意味。その上、他のドラマが「最終章!」と大々的な看板を掲げる中で、いつものテンションで、これまで引っ張ってきた祥明や瞬太(知念侑李)の謎を解き明かすと言う最終回らしさもきちんと添えて、なかなか見応えのある最終回だった。
総括…
全11話を通して見ると、これまたご近所さんたちは瞬太が妖狐であることを知っていて、町ぐるみで育てていたと言うのも、人情熱い下町風な話で良かったし、祥明がそれを見抜いて、更に大芝居を打つと言うのも考えたものだ。
個人的に気になっていた三井さんこと春菜(加藤里保菜)の登場の仕方も洒落てたし、実は飛鳥山高校の男3人組と三井さんも、占いと言う浮世離れした話に、現実味を添える良いアクセントになっていた。
ただ、二つ引っ掛かったことがある。祥明がどうして実家を継ぎたくなくて家を出たのかがもう少し始めから表現されても、この最終回なら影響は無かったかなと思うこと。そして、祥明が瞬太を後継ぎにしても良かったかなと思うくらい。まっ、大きな問題ではないのだが…
あとがき
続編を観たいですね。瞬太の正体が街中にバレた上で、祥明と協力してご近所トラブルを解決なんて、パワーアップしたのを。
視聴率は今一歩振るわなかったようですが、今期のドラマの中で秀逸な一本だと思います。それと、久し振りに“俳優・錦戸亮”を堪能できました。やはり俳優と企画の組合せって重要ですね。スタッフとキャストの皆さん、楽しい作品をありがとうございました。
最後に、本作のサントラは29曲入りの大作です。私は既に購入済みですが、このサントラはちょっとイライラした時に聴くと、のんびりした気持ちになれます。特にメインテーマなど数曲の和楽器を使った楽曲はなかなか楽しいです。よろしかったら下のリンクから購入できます。来年5月のDVD発売まで本作を思い出しながら、聴いてみてはいかがですか?
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FREECELL vol.14 錦戸亮『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』表紙巻頭撮りおろし&インタビュー12ページ 62485-17 (カドカワムック 512)
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【これまでの感想】
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