ごちそうさん (第68回・12/17) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第12週『ごちそうさんまでの日々』【第68回】の感想。
関東大震災以降の不安な日々…。静(宮崎美子)は、心配で何も手につかないめ以子(杏)の気を紛らわせようと、避難所の炊き出しに誘う。め以子は、東京から避難してきた女性ふみ(星野真里)に、いきなり開明軒の安否を尋ねる。すぐに反省したものの、食事を受け取らないふみの気持ちに踏み込み、怒らせてしまう。顔を出さないように言われて落ち込むめ以子に、正蔵(近藤正臣)は炊事場を手伝うようにアドバイスする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
視聴率のためか?なぜヒロインを悪者に描くのか?
二十歳そこそこで世間知らずで、東京から大阪に嫁に来て嫁ぎ先から認められず祝言を挙げる前に妊娠し、「けど、けど」を連発してその場の雰囲気を悪くする。これが今の本作のヒロイン像だ。これだけでも朝から十分にウザいキャラなのだ。
しかし、大阪に来て若干のキャラ変更があり(と想像する)、ヒロイン自ら事件を起こすのでなく、他人の事件に自ら絡んで入り事件を解決と言う構造になった。お蔭で、「月・火・水」のヒロインは悪者で、「木」で大活躍、「金・土」で次の事件に首を突っ込むと言うスタイルも定着しつつある。
だから今週も週の前半は避難所の悪者になって…となるのだろう。ただ、そんなヒロインも東京の実家が震災に遭ったら、動揺するのは当然だし、何も手に着かないのも理解できる。それを“ぬか床”のくだりは妙に笑いを入れたり、避難所では無神経さを妙に強調したり…
別に、め以子(杏)を擁護する訳では無いが、この全体的にめ以子のトンチンカンぶりを煽る脚本や演出には疑問が湧く。下品で卑しい大人の事情で、登場人物がねじ曲がっていく。視聴率のためだろうが、わざわざヒロインをウザいキャラに描いて、その先に何を描くつもりなのか?それが見えない内は、この表現には共感できない…
あとがき
確かに「家事をしろ」「他人の気持ちを考えろ」と言う意見もあるでしょうね。でも、今の脚本上のめ以子も悠太郎(東出昌大)も東京の卯野家の人々の安否しか頭にないんですよ。
そう言う設定に脚本で指定されている。それをどうこう言うのも…。おっとこう言う議論こそNHKの思う壺ってことですね。
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