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安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~ (第10話 最終回・12/15) 感想

TBSテレビ『安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~』公式
第10話 最終回『約束の時、想いは永遠に』の感想。


未来からのポリスクラウドのアンドロイドたちを操り、更には現代の公安上層部や政治家たちをも翻弄して自らの野望を実現しようと目論む謎の美少女こと“ARXIX-THE LAST QUEEN”(以降“LQ”)(桐谷美玲)。沫嶋黎士(木村拓哉)の妹・七瀬(大島優子)の凶悪な別人格“沫嶋黎子”が生み出したとされるLQはついに自ら牙を剥き、安堂麻陽(柴咲コウ)の味方である七瀬、葦母(遠藤憲一)、星(桐谷健太)らを立て続けに襲撃。そんなLQの野望を阻止すべく、ロイド(木村拓哉/二役)はLQに戦いを挑むが、ロイドより全ての能力が上回るとされる最強のアンドロイドLQを相手に戦闘OS“アスラシステム”を 起動させる術を失ったロイドはどう戦いを挑んでいくのか・・・。
---上記のあらすじは[テレビ番組表の記録]より引用---

最終回の感想「モヤモヤ&失笑」

結局、最終回は、ロイド(木村拓哉)が謎の美少女こと“ARX IX - THE LAST QUEEN”(以降“LQ”)(桐谷美玲)を倒すくだりに約40分が費やされ、エンドクレジット後にロイドが黎士(木村拓哉)になり?麻陽(柴咲コウ)と再会する一応感動的に見せようとしたエンディング部分の二部構成になっていた。

一時間中、物語自体もモヤモヤしたまま、所々失笑しながらの“LQ”との対決も、ほぼアクションは無くしょぼめなCGだし、ロケットみたいに二人(二体)が空中に飛び出して爆発。なんでプログラムとかOSとは目に見えないものを扱ってるのに、所々“5Dプリンター”とかチップとか物質を混ぜて、これまたわざとややこしく作るのかよく解らぬまま。

更に、エンドタイトルでメインタイトルが『A.I. knows LOVE?』から『A.I. knows LOVE!!』になるなんて、全くおしゃれに見えず、子供騙しかと思ってしまったし、その上続編や映画化もあり?みたいなのまで含ませるなら、もっと本編部分でしっかり描くべきを描いて欲しかった。

総括「もっと単純な楽しいSFを見たかった」

私は俳優・木村拓哉が好きだから、40歳になったキムタクが無表情でアンドロイド役を演じてるを見るのが、ぐるっと回って毎回面白かった。ただ、残念なのは中盤辺りからロイドはちょっと戦うとすぐに故障して充電と修理で出番少な目。なぜキムタクロイドのアクションをもっと魅せなかったのか?

それに全体の構成から言うと、とにかく謎を引っ張り過ぎ。謎の真相を知りたい視聴者を狙うのは悪くないが、謎の描き方もこれは謎なのか蛇足なのかわかりにくい描き方をしていたために、新キャラが登場する度にイライラと違和感が増大してしまった。もっと謎の交通整理をするべきだったと思う。

結果的に、第1話と最近の数話を観れば良かったように思う。これはこの世界観の作り込みが中途半端なのが原因だ。いや、脚本家や演出家には解っていたろうから、それを視聴者のために映像化する過程と結果が間違っていたと言うことになる。もっとシンプルに愛する人を守るために100年後からやっていた、これだけで良かったのではないだろうか…

あとがき

面白いところもありました。でも、黎士がいなくなってロイドが来てからの話が複雑過ぎたと思います。もっと楽しいSFにすれば良かったのでは。

最後に演技についてはあまり触れない当blogですが、遠藤憲一がこのドラマにピリリとよいアクセントになっていたと思います。そして、桐谷美玲さんは最後まで「ホントに台詞の意味を理解してる?」って感じが否めなかったです。そこが違ったらもっとSFらしさが高まったと思うんですけれど。

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Author : みっきー

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