ごちそうさん (第63回・12/11) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第11週『大嫌いっていわしたい』【第63回】の感想。
め以子(杏)は、正蔵(近藤正臣)から、和枝(キムラ緑子)が持つすり切れた古い匂い袋は、我が子の形見だと聞く。悠太郎(東出昌大)は、竹元(ムロツヨシ)を通じ、安西(古舘寛治)の経歴詐称を知る。急いで、嫌がる和枝を無理やり警察に連れていくが、時すでに遅かった。安西が詐欺師だと知り、和枝はショックで寝込む。元気づけたいめ以子は正蔵に和枝の好物を尋ねる。それは唯一め以子の苦手な魚、鰯(いわし)だった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今日はカフェに盛り込み過ぎ!
店員は営業中に金属製トレイで駆け落ち相手の頭を叩くは、に人気商品で一人一杯と愛想ない態度、料理人は客から丸見えの厨房で腕が疲れたと訴えポーズで、ちょっと忘れかけていたかき氷とカフェの住人を思い出した。
更に建築家は都合良く本物の安西教授の写真を常時携帯。経歴詐称を見抜くだけで、こんなに無駄な演出が必要なのか?
義姉の一大事にヒロインは何してる?
今週は妙におとなしいヒロイン。正蔵(近藤正臣)に会いに行くも、一度目は和枝(キムラ緑子)の結婚の密告するだけで、和枝の昔話に一切興味なしで、臭い袋の情報収集。二度目は、「口利いてくれないんですよ」と愚痴ったり、「鰯だけはどうも好きになれないんですよね」と、ホントに和枝を心配しているのかどうか。
でも結局は、週末には鰯料理を作って目出度し目出度しとめ以子(杏)が話の中心で終わるのだろう。ただ、月曜から主人公が妙におとなしいのが気になる。あれこれ首を突っ込めと言うのではない。義姉が大変なことになっているのに、一人蚊帳の外みたいな描き方がどうかと思うのだ。
あとがき
詐欺師を使って和枝の身の上話を盛り込んできたのは、結婚詐欺も匂わせてちょっと嫌な気分ですが、まあ良しとしましょう。ただ、これで和枝の臭い袋や行動の原動力が悲しみでなく憎しみなのが解ったことで、和枝のキャラが変わってしまいますね。
それに、和枝の陰湿な嫁いびりを自ら乗り越えるめ以子の姿も見られなくなりそうで残念です。詐欺師の登場で嫁いびりが影を潜めちゃいましたから。どうして、連ドラとしての話の連続性やキャラの統一感にこだわらないんでしょう。まっ、話は動いているのでそれなりに楽しめてはいるんですけれど…
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