刑事のまなざし (第9話・12/2) 感想
TBSテレビ『刑事のまなざし』(公式)
第9話『5年ぶりに現れた婚約者!!ベテラン刑事の苦悩と選択』の感想。
なお、薬丸岳氏の原作小説『刑事のまなざし』は未読。
夏目(椎名桔平)らが、ひき逃げ犯が所属する振り込め詐欺集団に関する情報を集めていると、ある知らせが届く。5年前に失踪した福森(松重豊)の元婚約者で医師の麻理子(奥貫薫)が、管内の病院に勤務していることが判明したのだ。福森は麻理子が気になりつつも、捜査を優先。アジトに乗り込み詐欺集団を取り押さえるが、リーダーは取り逃がしてしまう。やがて、リーダーが、麻理子の兄・健介(山崎銀之丞)だと分かる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
前回に似た構成だが、今回の方が面白かった!
前回が久美子(板谷由夏)を掘り下げて、少々残念な回だった。で、今回はレギュラー陣の一人・福森(松重豊)のキャラを更に一歩踏み込んで描くと言う同じパターン。
元婚約者・麻理子(奥貫薫)を中心に福森の過去を描きながら、麻理子の上司・高島(新井康弘)の事件を絡めて、兄妹や人生を…と、全体の骨格だけ見れば、かなりベタだが、刑事モノとしては面白かった。
どうして主人公が中心で無い話だと無理するの?
ただ、今回も主人公・夏目(椎名桔平)が話の中心で無いと、あれこれ無理をやるのが本作の作風。今回も福森と真理子の関係と、やんちゃな兄・健介(山崎銀之丞)が妹を庇うと言うシンプルに構成で良かったのに…
健介の詐欺事件なんて必要だったかどうか。また、前回同様に夏目の“刑事のまなざし”を後出し。まあ、全体的にはきれいにまとまっていたとは思う。それだけに、もう少し無駄の削除と主人公の絡み方の工夫があれば、もっと良かったと思う。
あとがき
福森だけを観ていれば、かなり面白かったし感動的でした。でも麻理子の犯行の理由がちょっと欲張り過ぎかなと思いますが、一時間一話完結ではしょうがないですかね。来週はいよいよ最終章。期待します。
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