ドクターX ～外科医・大門未知子～（第2シリーズ） （第7話・11/28） 感想

テレビ朝日『ドクターX ～外科医・大門未知子～（第2シリーズ）』（公式）
第7話『失敗しない医者が嫌いな患者』『（ラテ欄）失敗しない医者が嫌いな患者』の感想。

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主任教授選を間近に控え、院内では緊張が高まっていた。そんな中、未知子（米倉涼子）は、病院の食堂で膵（すい）がん患者の久恵と知り合う。完治は五分五分だと言われているという久恵に、未知子は100％治せると豪語し執刀を申し出るが、相手にされない。自信たっぷりの医者はかえって不安だと言うのだ。実は久恵は、厚労省医政局長の母親で、ある人物が主任教授選の切り札として分院から転院させた患者だった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

お見事！

脚本、演出、キャスティング、演技のどれを取っても良く出来ているし、良いバランスで描かれているから、ここで書くような不満はほぼ無い。

特に役名で無く俳優名で言えば、西田敏行さん、岸部一徳さん、笹野高史さん、笛木優子さんらが、強面の部分をコメディの部分を巧みに演じ分けて楽しませてくれるのは流石だし、緊張感のある医療ドラマに程良い緩急を与える脚本と演出も見事だと思う。

また、どんどん教授選が進むに連れ、それには無関係であろう未知子（米倉涼子）を、敢えて手術のシーンだけで魅せるのではく、ちゃんと未知子も大きな渦に巻き込まれるように描くのも、上手い表現だと思う。あとは、どんな結末に辿り着くのか、それが楽しみで仕方がない。

あとがき

冒頭で書きましたが、ドラマは脚本、演出、キャスティング、演技の4つが高次元でバランスが取れて初めて面白いのですね。どれか一つが際立って良くても悪くても面白くない。そんなことを改めて感じました。そして、面白いドラマは視聴率もついてくる、そう言うことだと思います。なお次回、第8話の放送は12月12日（木）になります。

     

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