よろず占い処 陰陽屋へようこそ (第7話・11/19) 感想
関西テレビ『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』(公式)
第7話『陰陽師レストラン!?謎解きはディナー中』の感想。
なお、天野頌子氏の原作小説『よろず占い処 陰陽屋シリーズ』は未読。
日曜日。陰陽屋と同じ場所にレストランを開いていたものの借金で夜逃げしたシェフ・清志(永井大)が現れ、今夜だけ店を貸してほしいと祥明(錦戸亮)に頼み込む。清志は元妻・美雪と娘・朋奈(庵原涼香)に料理を振る舞い、家族を取り戻したいと言う。話を聞いた商店街の一同は、清志のため作戦を練る。そこへ、祥明のホスト仲間、朔夜(高濱正朋)らがやって来て、先輩ホストの雅人を捜してくれと祥明に依頼する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今回も正常進化。完成度も高かった!
今回も仕上がりは上々。主人公・祥明(錦戸亮)を中心に、今回はご近所トラブルでなく祥明の過去の部分を少々引っ張り出して事件を作り、いつものご近所の登場人物たちが一丸となって、これまたいつもの演劇仕立てで解決。
演劇に関わっていない登場人物たちも、最後にはちゃんとオチに絡んで、話の流れもスムーズだし、コミカルな部分も楽しいし、ちょっぴりシリアスでじーんとくる。なかなか見応えのある1時間だった。
ご近所のお話って雰囲気が良いのだ!
清志(永井大)の相談のくだりは、“料理”と言うテーマで、父と娘の微妙な心のやり取りを、“旨味”や“甘さ”でなく、敢えて“まずさ”や“苦み”で描いたのも捻りが効いていて良かった。
それに、料理人くくりで源次郎(杉良太郎)までうまく絡めた最後のおにぎりのエピソードは感動的だった。やはりベテラン俳優らしい芝居だし、見せ場を作った脚本も上手いと思う。
最後の祥明と路子(倉科カナ)のくだりも、ほんのり微笑ましくて、本作らしい薄めの味付けが今日の話にピッタリ合っていた。やはり本作らしさは、このこじんまりとした世界観が隅々にまで踏襲されていることだと思う。ご近所のお話って感じが最高に楽しいのだ。
あとがき
サブタイトルからどうなるのかと思ったら、ドラマ『dinner』の沙織支配人が登場するとは思いませんでした。フジテレビもがんばりましたね。
いよいよ物語が大きく動き出すようです。今回みたいに、メインのエピソードはエピソードで上手く捻りとスパイスを利かせて上手く進めて、同時に連ドラとしての謎証しの部分も少しずづ見せる。こんなに面白いのに、なぜ視聴率が上がらないんでしょうね。私は次回も観ます。
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【これまでの感想】
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