東京バンドワゴン ~下町大家族物語 (第5話・11/9) 感想
日本テレビ『東京バンドワゴン ~下町大家族物語』(公式)
第5話『下町大家族物語~人間は人を殺しちゃいけねぇんだ!!』の感想。
なお、小路幸也氏の原作小説『東京バンドワゴン』シリーズは未読。
青(亀梨和也)が美女と会っていたとの情報を、真奈美(片桐はいり)が堀田家にもたらす。青は知人だとごまかし、すずみ(多部未華子)にだけ、相手は藤島(井ノ原快彦)の秘書の永坂(入山法子)で、藤島が人を殺そうとしていると相談されたが、思い過ごしだろうと話す。一方、花陽(尾澤ルナ)が藤島に家庭教師を頼みたいと言い出した。青は、了承した藤島の手帳のある日付以降の予定が一切書かれていないのを目にして、不安に駆られる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
シビアなテーマが軽んじられるのが気になる…
前々々回が“デキ婚”、前は“不倫”、今回は“殺 人未遂”を「LOVEだね」と歌って笑い飛ばす本作。じんわりほんわかなホームドラマ風に仕立ててあるが、シビアなテーマが軽率に単純に取り扱うのが気になる…
悪気が無いのが怖いと言うか…
堀田家の人たちも決して悪気がある訳では無いのだが、そこが問題と言えば問題。今回は“殺 人”を食い止めた訳だし、特に被害者はいないから、何となく彼ら共々無罪放免って感じでも良かろう。
しかし、どうも静かな水面にわざわざ波風を立てて、それでお祭り騒ぎをして、勝手に祭りのあとの余韻に浸ってるだけのようにも見える。もちろん、この家族がいたからこそ大事件にならず、「LOVEだね」と歌って笑い飛ばしてじーんとくると感じる視聴者もいると思うが…
隣人トラブルが絶えない今だからこそ…
いっそベタなホームドラマ調を抑えて、もっとシュールさや今回であればサスペンス要素を入れたらどうだろうと思う。そう、もっと堀田家を架空の人たちにしてしまうのだ。そうすれば、「こんな何をやらかすかわからない変人集団」っぽさが薄まって、「ちょっと変わったお節介な大家族」で笑えると思う。まっ、そう思うのは私くらいなものだろうが…
あとがき
もうリタイアするつもりだったんですけど、この全体の雰囲気は好きなんですよね。亀梨さん、井ノ原さん、多部さんも役に合ってるし。あと、もうちょっとだけ現実離れした“ノー天気さ”を薄めて、漫画チックにしてくれたら、笑えて泣けてってなるんですけどね。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
東京バンドワゴン (1) (集英社文庫)
シー・ラブズ・ユー (2) 東京バンドワゴン (集英社文庫)
br />
スタンド・バイ・ミー (3) 東京バンドワゴン (集英社文庫)
>
「東京バンドワゴン~下町大家族物語」オリジナル・サウンドトラック
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/4960/
★FC2ブログへトラックバックが送信できない方へ → コメント欄に、ブログ名、記事のタイトル、URLをご記入下れば、確認次第公開させて頂きます。お手数をお掛けします。
なお、【Seesaaブログ】http://dmesen.seesaa.net/article/379835843.html でも、TB受付けております。
- 関連記事
-
- 安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~ (第5話・11/10) 感想 (2013/11/11)
- 裁判長っ!おなか空きました! (第6話・11/9) 感想 (2013/11/10)
- 東京バンドワゴン ~下町大家族物語 (第5話・11/9) 感想 (2013/11/10)
- ごちそうさん (第36回・11/9) 感想 (2013/11/10)
- 都市伝説の女 Part2 (第5話・11/8) 感想 (2013/11/09)