ごちそうさん (第32回・11/5) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第6週『こんぶねーしょん』【第32回】の感想。
一年は入籍を許さず、女中扱いだという和枝(キムラ緑子)に、驚くばかりのめ以子(杏)。苦労して作った朝食も味付けが口に合わないと、食べてもらえない。大切なぬか床も、和枝にわざと台無しにされてしまう。悠太郎(東出昌大)は大阪市役所建築課に初出勤し、ベテランの大村(徳井優)と組むことに。め以子は市場に出かけ大阪の食材の豊かさに目を見張るが、張り切って作った洋食は見向きもされず、和枝に膳をはねつけられる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
嫁が苦難を乗り越えて…
厳格な仕来りのある家に嫁いだ、世間知らずの嫁が困難を乗り越えて、と言う話にしたいのは解るし、それも朝ドラや昼メロっぽくて悪いとは思わない。ただ、どうしても本作の嫁を応援する気になれない。それが本作の一番の問題だ。
好きなものを食べさせたいのはわかる…
なぜなら、結局、今回もめ以子(杏)は自分が食べたいものや作りたいものを。相手に食べさせたいと言う一心で、食べる相手の気持ちを考えないからだ。“納豆事件”も終わり良ければ的に終息したが、嫌いなものを無理強いするのを朝から観るのは、あまり良い気分で無い。
郷に入れば郷に従え…
まっ、今回は和枝(キムラ緑子)が嫌いなめ以子に、あれこれ無理強いをするわけで、その点で言えばどっちもどっちなのだが。それを抜きにしても、いくら主人公が世間知らずでも、東京と大阪の味の違いや嫁ぎ先の家柄など意識しないわけがない。
もし意識していないとしたら、大した嫁だと言うことになり、「郷に入れば郷に従え」なんて諺が通用するような主人公でない事になる。確かに、料理屋の娘に生まれたのに料理ひとつ出来ずの「門前の小僧習わぬ経を読む」だったが…
あとがき
東京ではあれだけ偉そうにしていた悠太郎は何やってんだ、と言いたいところですが、また“納豆事件”みたいなのが起こって一悶着する頃に出て来るんでしょう。
いずれにせよ、主人公を応援できるようなキャラクターにして欲しいです。料理がテーマのドラマなのに、ここんとこ後味が悪いんで…
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