相棒season12 (第3話・10/30) 感想
テレビ朝日『相棒season12』(公式)
第3話『原因菌』の感想。
都内で集団食中毒が発生。被害者は皆、イタリア料理チェーン店「アプリティーボ」で食事をしていた。そんな中、右京(水谷豊)は殺人事件の独自捜査に乗り出す。殺された望(澤山薫)は、アプリティーボの食材を扱う食品卸売商社の社員だった。やがて、アプリティーボでは、別の会社が加工した食品を提供していたことが分かる。加工を請け負う工場を訪ねた右京は、スープやソースを作る調理機械に注目する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
何ともタイムリーなネタ。さすが人気番組は持ってる!
最近世間をにぎわせている「阪急阪神ホテルズの食材偽装」。私もホテルが職場だから毎日大変な騒ぎになっている。そんな時に、今回の『原因菌』と言う何ともタイムリーな事件ネタとは、狙ってもなかなか出来るものではない。さすが人気番組は強運を持っているようだ。
事件は複雑だったが、整理されており面白かった!
さて、事件は結構複雑だった。食品卸と加工機械の業者の犯罪を、今回も右京(水谷豊)が絡まった糸をじっくり解いていくのが面白かった。また、右京と享(成宮寛貴)の関係も、前回の「右京=享の教育係」とは異なり、きちんと神出鬼没な相棒コンビになっていて良かったと思う。
今後の捜査一課の立ち位置…
そして今回、特に注目したのが伊丹(川原和久)や芹沢(山中崇史)ら捜査一課の立ち位置だ。Season11辺りから特命係と“トリオ・ザ・捜一”が対立関係から協力関係に変化し、若干存在感が薄くなり少々寂しかった。そして、“トリオ・ザ・捜一”の消滅も相まって…
そこで、今回は、同じ警視庁下の捜査一課と生活環境課と言う新たな対立構造を見せてきた。ドラマ的には捜査一課が一歩下がったことで、いつでもどこでも首を突っ込む特命係と自分の職域を犯されたくない生活環境課とのやりとりが、程良い緊張感を生み出していた。
刑事ドラマの面白さの一つに、刑事同士の縄張り争いがある。視聴者は「そんなくだらない組織論より事件解決だろ」と突っ込みながら観る楽しさ。また、特命係と捜査一課の攻防戦も観たいものだ…
あとがき
捜査一課が少し後ろに下がったお蔭で、特命係と生活環境課のくだりが、昔の『相棒』っぽく感じました。やはり、『相棒』の面白さって、特命係の単独行動であり、それに散々振り回される同僚や犯人たちなんですよね。捜査一課もそれに洩れずに楽しく見せて欲しいです。
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