刑事のまなざし (第4話・10/28) 感想
TBSテレビ『刑事のまなざし』(公式)
第4話『盗まれたアイドル写真集の秘密!!謎の偽装家族に隠された母と子の涙』の感想。
なお、薬丸岳氏の原作小説『刑事のまなざし』は未読。
幼い少年(黒澤宏貴)が書店で万引未遂事件を起こして逃走。少年の狙った本は、4年前にひき逃げ事故で死亡した元グラビアアイドル・星のぞみの写真集だった。後日、夏目(椎名桔平)らは、警察に保護された少年に語り掛けるが、少年は口を開かない。
そこで夏目は独自に少年の足取りを追い、彼が行方不明になっていた星のぞみの息子・裕希ではないか、という仮説を立てる。そして、裕希の父・栗原(吹越満)を訪ねる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
主人公の設定の活かし方が良かった!
40歳を過ぎて、少年鑑別所の法務技官から警察官になった主人公と言う設定を如何なく発揮できたエピソードだったと思う。やはり子供を絡めた話の方が、主人公が活きてくるのは当然。
このパターンばかりでは飽きてしまうが、強引に主人公を絡めて引き延ばすより、遙かにマシだし、真面目なドラマづくりだと思う。観ていて大人の事情も感じない点も、今や貴重な存在だ。
主人公の立て(持ち上げ)方も程良い感じ!
と言うのも、これまで何となく無理矢理に挿入している感があった夏目(椎名桔平)の家族の部分。いろんな事情で中盤に入れてゲストに絡めてみたいな雰囲気だった。
しかし、今回は最後にさらりと触れる程度。そのために本作らしさでもある“余韻の良さ”も際立った。また、新人刑事でありながら、周りに影響を与えつつ、事件が解決してく流れは、第4話にして良い感じで“型”が出来てきたようだ。
あとがき
如何にもドラマっぽい綺麗ごとで締めずに、少々苦さを残しての余韻は秀逸だったと思います。脚本、演出、俳優の全体のバランスが良いのも観易いです。こう言った安定感のあるドラマは応援したくなりますね。
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