クロコーチ (第3話・10/25) 感想
TBSテレビ『クロコーチ』(公式)
第3話『三億円犯人の顔』の感想。
なお、チャード・ウー氏とコウノコウジ氏の原作漫画『クロコーチ』は未読。
清家(剛力彩芽)は、黒河内(長瀬智也)が同僚殺しの容疑を掛けられ、沢渡(渡部篤郎)の別荘に立てこもっていると知り、駆け付ける。事情を聞くため、説得役に志願して、別荘に乗り込むと、黒河内は釈放された沢渡に殺されるのを恐れて、取引を持ち掛けたという。しかし、2人を埋めた場所を黒河内から聞き出した沢渡に裏切られ通報されたらしい。黒河内は、逆転を狙い証拠の拳銃を別荘に隠そうとして、包囲されていた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
第3話で10人も!
多分、全部で9か10話はあるのだろう。で、今回の第3話で10人も被害者がいるそうだ。怪しい人物をつくり出しては、そばから消し去っての繰り返し。それも結構有名どころの俳優陣ばかり…
だからこそ、何が起こるかわからない恐怖感や緊張感、次々と容疑者や死 体が増えるテンポの良さが、本作の楽しさであり、面白さに繋がっているのだと思う。ただ、残りの6~7話で、被害者がどれだけ増えていくのか、妙に期待をしている自分がいる。それも本作ならではの楽しみ方だと思う。
沢渡の魅せ方の工夫で、物語が良い方向に変わってきた!
前回の感想で、今発生している事件と三億円事件を上手く紐付けするような魅せ方をするべきと書いた。黒河内(長瀬智也)の怪しさを掘り下げて描いても、黒河内と清家の絡みを増やしても、すべての出来事の背後にいるであろう“怪物”の存在が際立つことはないのだ。
そこで今回は、沢渡(渡部篤郎)の魅せ方を工夫してきた。事件の時間軸を行ったり来たりさせて、沢渡の怪物っぷりを上手く描いたと思う。ただ登場人物の個性だけを強く表現しても、物語は進まない。
ばらばらの糸がやがて一本の紐になるような物語の構成こそ、本作の面白さだと思う。ただ、今は一見ネタを小出しにしているような感じが否めない。しかし、物語が面白ければ、それも本作ならではの味になる。そう信じて観てみようと思う。
あとがき
まずは沢渡をラスボスっぽく描いたお蔭で、全体の人間関係に締りが出て来たと思います。こうすれば、後出しキャラがどんどん出てきても、違和感は少ないと思います。それにしても清家さん、出過ぎじゃないですかねえ…
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