よろず占い処 陰陽屋へようこそ (第3話・10/22) 感想
関西テレビ『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』(公式)
第3話『見つけたら1億円!?消えた遺言状のナゾ』の感想。
なお、天野頌子氏の原作小説『よろず占い処 陰陽屋シリーズ』は未読。
祥明(錦戸亮)は幼なじみ・槙原(駿河太郎)のバイト先の後輩・夏央(波瑠)から、祖母・喜美代の遺言状を捜してほしいと依頼される。喜美代が、遺言状を見つけた親族に全財産1億円を譲るが、誰も見つけられなかったら慈善団体に全額寄付すると言い残したため、喜美代の子ども5人が血眼になっているという。路子(倉科カナ)と瞬太(知念侑李)を連れて現地を訪れた祥明は、亡き喜美代に遺言状の隠し場所を聞くと言い出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
無駄を省いて、更に面白くなってきた!
舞台も商店街から出て世界も広がったし、路子(倉科カナ)と瞬太(知念侑李)の役割も明確になり、祥明(錦戸亮)が物語を動かしているのも明瞭になり、全体的に無駄を省いて絞り込んできたのがいい。
と言うのも、前回までは、商店街の中に祥明が埋もれ気味に感じていたからだ。やはり、この手のちょっとシュールな笑い描くには、あれこれ手を広げず、絞り込みが大切。それによって、最終的にドラマから迷いが無くなり、面白くなるのだ。
今回も源次郎と祥明のさりげないやり取りが良い!
序盤の居酒屋『狐火』での、源次郎(杉良太郎)と祥明の会話が、今回のエピソードの核心に繋がるやり取りで、なかなか考えさせられる良い台詞だった。
源次郎「大切なモノってぇのは、源次郎はこう言うさり気ないヒント出しだけでなく、もっと祥明に積極的に絡んでくると、もっと面白くなると思う。ただ飽くまで役目の絞り込みを十分に考慮しての上でだが…
得てしてモノじゃねえことが多いからな」
祥 明「じゃあ、どこに隠したんですかね」
源次郎「そいつはわからねえが。
うーん、わざわざ隠したってことは、
見つけて欲しいってことだろ?」
気楽に楽しめるドラマとして悪くないから…
“絞り込み”の部分では、瞬太の家族のくだりが少々多過ぎたかも。しかし、全体が“家族愛”として括られていたから、違和感は無かった。やはり、この必要なものはきちんと描き、不要なものは排除する制作方針は、上手くいってると思う。
あとは、混浴シーン以外の見所みたいなものが欲しい。話が進むにつれ、次第に祥明の胡散臭さが薄まって、したたかだけど金儲けが上手い占い師になりつつあるのが残念。キメ台詞なり何らかの工夫で、作品全体が締まると思う。
あとがき
視聴率的には大ヒットとはいきませんが、私はこのゆるーいホームドラマのような雰囲気と、何となく怪しげな占い師が生きる喜びみたいなのを表現すると言うアイデアは面白いと思います。次週にも期待します。
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