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安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~ (第2話・10/20) 感想

TBSテレビ『安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~』公式
第2話『母の愛、家族の絆』の感想。


黎士(木村拓哉)の死とロイド(木村=2役)の出現に疲れ果てた麻陽(柴咲コウ)は、衝動的に電車に飛び込むが、またしても死ぬことをロイドに阻止される。刑事の衣朔(遠藤憲一)は、麻陽が殺されかけては救われていると気付くが、理由が分からない。そんな中、未来からバルス(柿澤勇人)とキュリー(柿澤=2役)の暗殺ロボット2機が送り込まれる。キュリーは麻陽のオフィスを訪ねた七瀬(大島優子)を人質に、麻陽を呼び出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

“俳優・木村拓哉”を楽しむドラマでいい!

どの役を役を演じても、そこにいるのは紛れもない“キムタク”である、それが“俳優・木村拓哉”の絶対的な存在感だ。演技力とかそう言うのを超越した存在。

『HERO』の久利生公平、『GOOD LUCK!!』の新海元、『MR.BRAIN』の九十九龍介、『ロングバケーション』の瀬名秀俊、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の古代進も、彼でしか成立しなかったと思う。

ディレクター目線をうたう私がこんなことを言うのもおかしいが、本作は“俳優・木村拓哉”を楽しむドラマで良いと思う。40歳になった木村さんがアンドロイドになって、ロボットみたいな動きをして、アクションやって、映画で無く地上波のテレビドラマでSFドラマの主人公を演じてるだけで、楽しいし面白いと思う。

だから、SFらしい描写や表現については二の次で…

大切な人を助けるために未来からやってくるのは『ターミネーター』、机の引き出しから登場するのは『ドラえもん』、ミッションを発声しテロップ表記するのは『ATARU』、地下鉄に轢かれるきっかけでテレポーテーションは『GANTZ』、カッコいい大学の先生が突然数式を列記し出すのは『ガリレオ』など…本作をSFっぽく魅せる仕掛けは、既視感が強いのは当然のこと。

むしろ、これらを堂々とやってのけるスタッフの度胸を褒めるべきかも。だって、こうやって突っ込まれるのは必至なのだから。そして、これらの表現をオマージュととるか真似ととるかは個人の問題。私は、テレビドラマだから…と割り切った

だから、物語の細かい部分については二の次で…

物語については、出演者のラインナップを見ると、なかなか工夫されていると思う。ふつうなら木村拓哉さんと柴咲コウさんの二枚看板に、大島優子さんと本田翼さんらの若手出演者で、どんどんSFファンが好むような今風の作品に作りそうなのに…

遠藤憲一さんと名取裕子さんを上手く活かして、普通の刑事ドラマやホームドラマの味付けをするなど、広く一般ウケするように作られていると思う。

ただ、結局は上記のように、本作は“俳優・木村拓哉”を魅せるドラマの一面も強いから、細かい部分よりも全体の流れ(構成)の面白さを第一に追究するしかないのだろう。その意味では、第2話は上手く物語が動き出したのを魅せてきたと思う。

あとがき

第1話の感想は、少々否定的な立場でした。でも、第2話は、キャッチコピーの「僕が殺されても、君は絶対に護るから…。100年先もずっと護るから…。」と言う主人公・沫嶋黎士と安堂ロイドの葛藤が中心に描かれてきたので、面白くなってきたと思います。

いろいろ突っ込み所は満載でありますが、あとは好みや関心の差だと思います。私はロボットみたいなキムタクが主役の、最近珍しいSFドラマとして見守ろうと思います。

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【これまでの感想】
第1話

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