クロコーチ (第2話・10/18) 感想
TBSテレビ『クロコーチ』(公式)
第2話『ニセ警官の決着!』の感想。
なお、チャード・ウー氏とコウノコウジ氏の原作漫画『クロコーチ』は未読。
新知事の元に、郷田(石丸謙二郎)の死に黒河内(長瀬智也)が関わっていると告発する怪文書が届く。そんな中、前知事の沢渡(渡部篤郎)の犯行を立証する人物として欠かせない県会議員の橋本(小木茂光)が首つり遺体で見つかる。
清家(剛力彩芽)に疑われた黒河内は、犯人は別にいると言い、県内に潜伏中だというVIP御用達の殺し屋について語る。殺し屋が関与したと思われる過去の事件を調べた清家は、ある法則に気付く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
良くも悪くも黒河内を中心に話が進むから…
第2話も、様々な出来事が黒河内の仕掛けなのか偶然なのか境目が曖昧なために、本当はいるであろう全てのエピソードの裏社会の大ボスみたいな存在より、今の所は黒河内が裏社会のボスみたいに見えてしまっているのが一番残念だ。
だから、どうしても黒河内中心に話が都合(調子)良く進んでいるように見えてしまう。しかし、面白いことに、それらが逆にグイグイ進むスピード感やテンポの良さを生んでいるのも確か。
時々挿入されるグロいカットや衝撃的なシーンも、脚本の都合の良さや演出の省略のし過ぎさを感じさせないように上手く使われている。やはり、良くも悪くも黒河内を中心に話が進むから面白いのだと思う。
しかし、面白いことに、それらが逆にグイグイ進むスピード感やテンポの良さを生んでいるのも確か。時々挿入されるグロいカットや衝撃的なシーンも、脚本の都合の良さや演出の省略のし過ぎさを感じさせないように上手く使われている。やはり、良くも悪くも黒河内を中心に話が進むから面白いのだと思う。
清家より黒河内の魅せ方を工夫すべき!
黒河内は結構喋る。いろいろ喋るから、どこまでが嘘でどこからが真実なのかわからないと言うキャラクターなのだろう。清家にも、実に丁寧に事件やらを解説する。お蔭で清家の出番は増える一方なのだ。
ただ、黒河内と清家を絡めれば絡めるほど、先に書いた裏社会の大ボスみたいな存在を視聴者にチラつかせるのが目立ち、事件そのものの面白さが削られてしまって見えるのが残念。
私は発生している事件と三億円事件の謎をうまく紐付けして魅せれば良いと思います。あれこれ魅せようとすると、結果的にただ話が進んでるだけの印象になる。折角、黒河内と長瀬智也さんが良い感じで重なって見えてきているから、清家より黒河内を魅せる工夫をした方が、本作らしさが際立つと思うのだが…
あとがき
やはり“本作らしさ”がもっと欲しいです。あれこれ事件が起きて、その裏にモンスターがいるんだみたいな描き方は、引き伸ばしに感じてしまいます。更に、どんどん登場人物が亡くなっていくので、後出しキャラも出そうだし。
やはり、黒河内をもっと魅力的に描いて、黒河内の中にある巨大な目的なり結論を魅せて欲しいと思います。
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【これまでの感想】
第1話
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