ごちそうさん (第14回・10/15) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第3週『なっとうくう!』【第14回】の感想。
め以子(杏)は、親友の桜子(前田亜季)と民子(宮嶋麻衣)に「悠太郎(東出昌大)が納豆を食べない」と愚痴る。すると、民子から悠太郎への淡い思いを打ち明けられ、意中の人を探るように頼まれる。
うまく聞き出せないため、悠太郎の剣道の試合で、め以子がわざと弁当を作り忘れ、民子が手作りの弁当を渡す計画が持ち上がる。悠太郎が剣道をする姿に、め以子は思わず見ほれる。計画は成功し、悠太郎は民子の弁当を食べる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今朝の“ぬか床さん”の語りは、逆効果では?
第2週からずっと感じていたのが、め以子の亡き祖母・トラ“ぬか床さん”の語りの違和感だ。特に今朝は取って付けたような扱いで、め以子自身もその声に反応している様子もない。なぜ違和感を覚えるのか?
私は基本的に“語り”や“独白”の類で、物語の進行や登場人物の感情表現を補足(補完)する手法は好きではない。ただ、独特の雰囲気をつくることができるから、迷った時の逃げ道の一手にはなると思う。
で、何を言いたいか。本作での“語り”が上記の役目を果たしていないと言うことだ。ただの天の声なら吉行和子さんが演じる必要もないし、トラの孫への忠告なら仏壇の写真を1カット入れれば良い。
それもなしに、物語に割り込んでくると、折角の流れが途切れてしまうだけだ。折角の吉行さんのナレーションを効果的に活かしてもらえないだろうか…
あとがき
昨日は納豆を嫌がる関西人に無理やる食べさせるくだり、今日は「残されるのもなんなんで」と好きな食べ物を聞き出す主人公。もう少し主人公の食へのこだわりの表現を真面目に議論して書いて欲しいなと思います。
そうすれば、話自体の流れは悪くないし、少しずつですが主人公が食欲と愛情が、人生には大切だってことに気づき始めそうな気配もするので、なんとか杏さんの実年齢に近い位まで上手く進めちゃって欲しいです。
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