刑事のまなざし (第2話・10/14) 感想
TBSテレビ『刑事のまなざし』(公式)
第2話『ハートレス』『(ラテ欄)43歳新人刑事が救う出向サラリーマンの心と家族…名物鍋料理と2重の殺人』の感想。
なお、薬丸岳氏の原作小説『刑事のまなざし』は未読。
東京・東池袋署管内でホームレスのショウ(山口祥行)が殺される。ショウは事件前日、いたずらを仕掛けてきた中学生たちに暴行を加えたり、ホームレス仲間のマサ(須田邦裕)とけんかをするなど、問題の多い人物。また、彼は過去に傷害致死事件も起こしていた。
福森(松重豊)と涼子(小野ゆり子)は、ショウに息子を殺された本木(松澤一之)から話を聞く。夏目(椎名桔平)はマサと仲の良いホームレス・ナカ(螢雪次朗)が気になる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
ベタな刑事ドラマに正常進化中(で良いのか?)
第1話は、主人公。夏目の人物設定“過去”の部分を活かしてしか話が進んでいなかったため、他の刑事の存在感がやや薄まってしまった。
しかし、今回は、東池袋署刑事課強行犯係の刑事たち全員が、それぞれの持ち味を万遍無く活かして、捜査をしたのが良かったと思う。正にベタな刑事ドラマに正常進化中と言った所だと思う。
今週も言う。主人公の過去の活かし方に一工夫が欲しい!
ただ、こうなると逆に気になるのが、主人公・夏目の必然性や特徴を生かした物語になっているかと言う部分。夏目がホームレス・ナカに集中してるからとは言え、少年たちの聞き取り調査のシーンで、元少年鑑別所の法務技官と言う過去を活かさない手は無いと思うのだが。
こう言うちょっとした視聴者への情報提供を忘れると、単なるベタな刑事ドラマで終わってしまう恐れが無いとも言えない…
あとがき
事件も物語も真面目だし面白味もあって良いドラマだと思います。出演者たちも個性的で良いですしね。特に『孤独のグルメ』の主人公・井之頭五郎役だった松重豊さんに注目しています。
で、一言。前回のサブタイトルが『オムライス』でした。ならば、いっそ今回は『ひっつみ汁』にしてくれたら、本編以外の部分でも少し楽しめたのに。いや、本気で良いと思いますよ。
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【これまでの感想】
第1話
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