安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~ (第1話・10/13) 感想
TBSテレビ『安堂ロイド ~A.I. knows LOVE?~』(公式)
第1話『永遠に君を護る!』の感想。
大学教授の黎士(木村拓哉)は変人で風貌もさえないが‘時空構造’に関する研究者としては世界に知られる存在だ。その黎士が婚約者の麻陽(柴咲コウ)に「僕は殺されても、君は絶対に守る」と電話し、姿を消した。心配する麻陽と黎士の妹・七瀬(大島優子)に、黎士が国際線に搭乗したと知らせが入った直後、その機が墜落。そして、麻陽に暗殺者ラプラス(福田彩乃)の魔の手が迫る中、黎士そっくりのロイド(木村=2役)が現れる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
滑り出しは良かったのに…
将棋ゲームで二人が出会い、キスシーンまでの冒頭の18分位までは、テンポも良くこれから始まる期待感も、音楽や効果音での盛り上げも上手く、またざっくりとした状況説明も面白かった。でも、黎士とラプラスの戦い辺りから、急にスケール感が大きくなってきて…
少々視聴者の置いてけぼり感が否めなかった…
放送前から大量の番宣をやっていたから、期待するなと言う方が無理な話。それにSFやアンドロイドの話は好きだし。と言うことで第1話を観たのだが、感想を一言で言えば、少々視聴者の置いてけぼり感が否めなかったと言うことだ。先に書いた通り、滑り出しは良かったが、ドラマとしてのツカミとしては今一つと言う感じで…
謎が多過ぎる!
いくら謎めいた話を作ろうとしても、もう少し全体の発端となる状況説明を描いて欲しかった。詳細を描く必要は無い。全部を描いたら謎も何もあったものではないからだ。
とは言え、もうちょっと上手く、すべての発端になったであろう“最初の出来事”をチラ見でも魅せてくれないと、登場人物たち特に主人公(それも二役)の葛藤なり行動の理由(原因)がぼやけたままになり、折角動き出している物語に、入り込み難くなってしまうのではないだろうか。
謎を引っ張るより、物語で主人公を魅せて欲しい!
映像的には、既存の映像作品に類似した表現が多かったが、その辺は予算や制作時間や好みの問題もあるから、個人的には今後に期待したい。
そして、何より早い段階で、いわゆる初期設定の部分の謎の明らかにする部分を多くして、そこから生まれる登場人物たちの葛藤、そして、主人公の目的なり本当の壁を魅せて欲しいと思う…
あとがき
毎週、一人ずつ暗殺者が送り込まれるってことなんですかね。それなら早めに謎の部分は少々バラして、キャッチコピーの「僕が殺されても、君は絶対に護るから…。100年先もずっと護るから…。」と言う主人公・沫嶋黎士と安堂ロイドの葛藤を描いた方が面白くなると思うんですけど。次週に期待します。
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