よろず占い処 陰陽屋へようこそ (第1話・10/7) 感想
関西テレビ『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』(公式)
第1話『元ホスト占い師、含み笑いで謎を解く!?』の感想。
なお、天野頌子氏の原作小説『よろず占い処 陰陽屋シリーズ』は未読。
東京・北区の王子稲荷商店街に、陰陽師の格好の占い師・祥明(錦戸亮)が占いの店を開いた。霊能力ゼロだが巧みな話術で客の悩みを解決する祥明は、不幸続きという客・みどり(南野陽子)を魅了して悪霊払いを行い、生活改善の方法も伝授する。一緒にいたみどりの息子・瞬太(知念侑李)はいいかげんな占いだと激怒し、占いの道具を壊してしまう。祥明はその弁償のため、雑用係のアルバイトをしろと瞬太に命じる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
キワモノなドラマかと思ったが、意外に面白かった!
冒頭の商店街や都電や神社などのロケ地が以前住んでいた町だから、まず完全にロケ地へ感情移入してしまった。
では、ここからドラマの感想。結論から言うと、予想外に面白かったが、好みは別れそうって感じだろうか。何せ、主人公がずっとしゃべりまくってるんで…
主人公の人物設定が良い!
特に興味深かったのが、『よろず占い処 陰陽屋』の店主で主人公の安倍祥明(錦戸亮)の人物設定。元ホストでナンバーワンだったと言う過去が実に良く活かされていることだ。口は上手くて腹黒い。でも、鋭い洞察力や斬新な発想力でスルッと悩みや厄介ごとを解決してしまう。
そして、主人公は占い師だから、喋りっ放しで出ずっぱりもおかしくない。更に、『陰陽屋』で式神のバイトをすることになった沢崎瞬太(知念侑李)は、正義感が強く聴覚と嗅覚が優れていると言う怪しい能力がありそうな設定。この二人の出番が多くてもおかしくない設定も上手いと思う。
スッキリと一話完結なのも良い!
話も一話完結で、「占いはエンターテインメント」みたいな方向性で、最後にスッキリとしたオチも付きつつ、祥明の謎で引っ張るのも悪くない。持ち込まれる相談事が面白ければ、意外に楽しいドラマになると思う。
ただ、何となく物足りない部分や不安材料もある。舞台が『陰陽屋』と居酒屋『狐火』がメインになるから、登場人物もそこに関わる人ばかりになり、話がこじんまりしてしまわないかと言う不安。ただ、下町の商店街の話だから、壮大に広がる必要もないのだが。
あとがき
久し振り?に“俳優・錦戸亮”が楽しめました。やはりあれくらい喋った方が、彼の明るさだけでなくシリアスさも表現できますね。ただ、笑ったり泣いたりするだけでは、彼らしさが出てこないと思っていたので。あとは、“出演者のファンが楽しむドラマ化”が進まなければ、楽しいドラマになると思います。
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