刑事のまなざし (第1話・10/7) 感想
TBSテレビ『刑事のまなざし』(公式)
第1話『オムライス』『(ラテ欄)43歳新人刑事。瞳に映る涙のミステリー』の感想。
なお、薬丸岳氏の原作小説『刑事のまなざし』は未読。
夏目(椎名桔平)は少年鑑別所の法務技官から4カ月前に転身したばかりの新人刑事。現在は東京・東池袋署刑事課の巡査長として働いている。そんな折、池袋周辺で連続放火事件が発生し、4件目で死者が出た。
刑事課のベテラン刑事・福森(松重豊)と部下・涼子(小野ゆり子)は、被害者の内縁の妻・恵子(森口瑤子)のアリバイの確認を急ぐ。一方、夏目は恵子の連れ子で被害者と対立していた裕馬(野村周平)から詳しい話を聞き出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
主人公の過去を活かした新しい刑事ドラマになるかも?
刑事ドラマ常連俳優たちが集う本作。派手さは無いが、静かに進みつつ要所要所ではグッとくるような台詞があるのもいい。犯人による真実の吐露をメインにじっくり見せる構成も悪くない。意外と刑事ドラマとしては、最近では斬新な部類かも知れない…
その主人公の過去の活かし方に一工夫が欲しい!
気になったのは一点。椎名桔平さん演じる、10年前に事件で愛娘が植物状態であり、元少年鑑別所の法務技官と言う40歳の新人刑事である主人公・夏目信人の人物設定の活かし方。
第1話だから主人公紹介の要素もあろうが、全編に亘ってこの夏目の人物設定を活かしてしか話が進んでいないのだ。こうなると怖いのが、事件解決への糸口から解明、犯人や関係者へのフォローまでの流れが、パターン化してしまう可能性が高くなる。
それが悪いことばかりとは思わない。他の刑事たちも捜査に絡んで、主人公だけが大活躍することなく、しかし主人公なくしては事件解決しなかったと言うように、パターンが洗練され、観終わった後の後味も良ければ言うこと無しなのだが…
あとがき
エピソードは面白いと思います。ただ、こんな感じの流れなら、二時間ドラマの方が似合ってるかなと。もう少し全体のフォーマットを固めずに、連ドラらしい毎週の変化を魅せてくれたら良いなと思います。
個人的には、途中でリタイアした前期の『名もなき毒』より継続できそうです。
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