ごちそうさん (第7回・10/7) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第2週『黄身と出会った』【第7回】の感想。
大正11年。め以子(杏)は17歳。祖母のトラは亡くなったが、大五(原田泰造)とイク(財前直見)の洋食屋は好調だ。相変わらず食いしん坊のめ以子は背の高いことが唯一の悩み。親友の桜子(前田亜季)、民子(宮島麻衣)と、のんきな女学生生活を送っている。
ある日カフェで、め以子は帝大生(東出昌大)の服に生クリームを飛ばしてしまう。あわてて拭おうとしため以子だが並外れて長身の帝大生に大阪弁で断られて口論になる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
演技指導を見直した方が良いのでは?
め以子役が豊嶋花さんから杏さんなっても、全身クネクネと顔面デフォルメの演技指導は変わっていなかった。二人の成長を描くと言う意味で、二人の俳優に似た演技をさせるのは悪いと思わない。むしろ、よく仕上がってると思う。
ただ、これをどう思うかは視聴者個人の好みの問題だ。私には、強引にめ以子に大食漢や世間知らずのイメージを植え付けようとし過ぎに見えるし、残念ながら演じる杏さんにも無理矢理感が否めない。
め以子がきちんと躾けられていないとか、そう言う劇中の設定の話以前のこととして、演出家の俳優への演技指導を見直したらどうかと思う。オーバーアクションで料理の美味しさや主人公の特徴を魅せようとしても、むしろ逆効果になることもあるのだから…
食べてる時以外の主人公の生活を見せて欲しい!
“食生活が人生を変える”なんてことを耳にするが、それは日常生活の中での食の部分を見直すことで人生を変えられると言う意味だと思う。何を言いたいかと言うと、本作では第7回まで、主人公は何かを食べ「おいしい」と言ってるだけの印象しか残っていない。
本作は『朝ドラ』だ。グルメリポート番組で無い。ならば、いくら俳優が美味しそうな食べ物を食べているシーンを繋げても、それはそれでしかない。最低限、主人公の日常のシーンの一部(大きな一部でも構わない)として描かれないと、最も肝心なヒロインへの興味関心や感情移入さえもできないと思う…
あとがき
「先週の方が良かったかも」と言うのが今の気持ちです。やはり「観ていればそのうち何か始まる」的な脚本や演出で引っ張るにも限界があると思います。もう少し何とかなりませんかねえ。
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