ごちそうさん (第4回・10/3) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第1週『いちご一会』【第4回】の感想。
め以子(豊嶋花)は、いちごジャムを分けようとせず、源太(屋島昂太)とけんかした。謝ろうとするが、逆に「開明軒はまずい」とからかわれる。め以子は源太らを店に招いて洋食を食べさせようと、大五(原田泰造)に頼む。
子どもたちは本格的な洋食よりもオムレツとケチャップライスに大喜び。本格派にこだわってきた大五とイク(財前直見)は、考えを新たにする。一方、お互いの「ごちそうさま」に、め以子と源太は、仲直りする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
やっと朝ドラらしいスタートを切ったようだ!
祖母・トラの説教も我がままめ以子に何とか効力発揮。そして、父・大五の作った自慢の料理で、子供たちの騒動も一件落着。こう言う料理を絡めたり、食育的な部分を盛り込んで、主人公・め以子と周辺との関係を描き始めたのは良いことだ。
なぜ、こんな子ども時代から描くのか考える!
第4回まで観た私の最大の疑問は、なぜ最初から幼少期(小学1年生)の主人公に、食い意地の張った意地悪な女の子と言うレッテルを貼るような脚本と演出なのかだ。それを考えてみた、
例えば、子供の頃は食べるだけの子が、大人になったら料理で人を幸せにするって話なら、冒頭から現在の主人公を描き、子供時代は回想で十分だ。しかし、本作は冒頭から幼少期を描いている。そうなると、私のこの想像が違ってることになる。
では、私が脚本家だったらどう言う物語なら、幼少期から書き出すか。子供の頃は意地悪で不器用で謝ることも知らない食い気だけだった女の子が、大人になるとその持ち前の食い気や親譲りの料理技術で、料理を通して自己表現できるようになり、他人と上手に関わり合っていく成長物語、の場合だ。
もしそうでないなら、今のレッテル貼りは、今後の物語に大きく影響すると思う。やはり、朝ドラの主人公の子供時代は、謝る時は素直に謝り、座って料理を食べ、食べ物が口に入ってる時は喋らない、そう言う躾けの下で育つ方が無難だから…
あとがき
個人的な演出(演技指導)や脚本の好みの問題ですが。め以子の子供時代を演じる豊嶋花さんに少々うんざり気味です。決して彼女が悪いのではありません。なぜあんなクネクネした作った可愛さを演技指導するのかわかりません。普通に「美味しい」と笑顔を見せるだけで十分です。
また今回の子供たちの仲直りのシーン。「ごめんなさい」と「ごちそうさま」を掛けたのだとしたらやりすぎ。普通にお互いに「ごめんなさい」と謝った方が朝からスッキリしたんじゃないですかね。
あと、全体的にフランス料理に拘り過ぎじゃないですかね。料理を描くのでなく、まず登場人物を描いてからってのが順当だと思います。朝ドラですから…
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