半沢直樹 (第8話・9/8) 感想
TBS・日曜劇場『半沢直樹』(公式)
第8話『強敵ライバル登場!負ければ出向の危機』の感想。なお、池井戸潤氏の原作小説は未読。
あの台詞無しでは語れない大人気ドラマだからこそ…
確かに面白い。お約束の真正面から撮影された目をギラギラとさせ少し潤ませた堺雅人さん演じる半沢の「倍返しだ!」を見ると、テレビの前で「よっ、待ってました」と心で叫びそうになる…
でも、なぜ叫ばないのか。それは、第2章の流れが、それを如何に言わせるかと言う物語にしてやろうと言う、テレビの中の人たちの声が被って聴こえてくるからかもしれない。「歌舞伎」や「吉本新喜劇」に似た“定番の面白さ”さえ感じる。だからこそ、舞台袖の事情は見えない方が良いと思う。
定型の面白さに、一捻りがあればいいのに…
今回は、半沢(堺雅人)が金融庁の内部調査の模擬検査で、例の決め台詞をって話。これはこれで視聴者が本当に観たい、半沢と黒崎(片岡愛之助)の対決へ、一気に行かない“じらし作戦”なのだろう。もちろん新事実が出てきたりと、単なる“引き伸ばし”以外の楽しさは、幾つも散りばめられていて興味深かったが…
ただ、いつも書くように、これまでの第1章と第2章の基本的な流れは似ている。それならいっそ、もっと“あの台詞”が活かされるようなもう一つの大事件を作りだし、第3章も同時進行なんて倍返しサプライズがあっても良いと思うが…
あとがき
十分面白いんですけれど、やはり第1章と似てるなと言うのが残念です。その辺に工夫がされると、ぐんと面白くなると思います。次週に期待します。
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