SUMMER NUDE (第6話・8/12) 感想
フジ・『SUMMER NUDE』(公式)
第6話『さよなら大好きな人…運命の再会と10年愛の結末』の感想。
5話と23分間も割いて描いてきた結果がこれ?
前半は、香澄(長澤まさみ)が朝日(山下智久)に「結婚する」と報告して、二人の関係にピリオドを打つってエピソード。香澄は、これまで5話と23分間(全部ではないが)も割いて描いてきたメインの登場人物の一人でもある。
後半を見れば、その香澄に番組的に一区切りを付けて、ついでに波奈江(戸田恵梨香)には劇中の10年片思いに区切りを付けさせて、さっさと夏希(香里奈)の朝日への恋心を爆発させる過程に突入したいと言うことだろう。そう焦るのは解らないでもない。ほぼすべての登場人物の設定が、未だ定まっていない状態で引っ張り続けてるだけだから。
しかし、5話と23分間で、私たち視聴者が知っている朝日と香澄の関係に関する情報量の少なさでは、香澄にも朝日にも共感しようがない。そりゃ、涙腺ゆるゆるな人ならスイッチオンするだろが。結局、夏希が動かなきゃ話は動かないわけだから…
もう第6話だから、二人の女が一人の男から離れていくってくだりを一時間もかけて描く必要があったろうか。前回の最後にちょこっと上手くくっつけて、今回はいよいよ朝日と夏希へシフトした方が、夏の海辺のドラマとしてはスッキリしたと思う。じめじめ&のろのろは合わないと思う…
あとがき
個性的で魅力的な登場人物たちをテーブルの上に集めて、「さーて、夏の恋愛シュミレーションを作ろうかなあ」と始めたは良いですが、その場その場でエピソードを作っては話を進めちゃったから、気がついたら主人公とヒロインとの距離がうーんと離れちゃった、みたいな状況に見えます。
面白くないとは思いませんが、テレビの中で人が賑やかにわいわいやってるだけに感じています。各人の内面的な部分や、人と人の関わってる部分の表現を、もっと丁寧に作り込まないと、全体の中での各登場人物の立ち位置が見えて来ないから、感情移入しにくいまま後半戦に向かうことになってます。幸いにもまだキャラが決定的になっていないので、軌道修正できると思うんですけれど…
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