スターマン・この星の恋 (第5話・8/6) 感想
フジ・『スターマン・この星の恋』(公式)
第5話『星男の本性は凶暴新たな謎が』の感想。
宇野家の変化が楽しい。これが連ドラこその面白さ。
前回までは“ホームドラマ”と“宇宙人ドラマ”のパートが、それぞれ存在していたのが残念だった。しかし、前回のエンディングを引き継いで、佐和子(広末涼子)一家が嘘ででっち上げた優しい星男(福士蒼汰)と、元の達也“クロ星男”がコロコロと入れ替わるのが面白い。
それに伴って、右往左往する佐和子や子供たちたちの迅速な反応も楽しい。そして、そんな中で唯一どーんと構える佐和子の祖母・美代(吉行和子)の存在が良い感じのアクセントになってる。
本作のメイン舞台である宇野家の人たちが、最初はおっかなびっくりで星男に接していたのが、徐々に態度が大きくなっていくさまが、妙にミステリアスな雰囲気を生み出してると思う。どこまでが現実でどこまでが空想なのか、そんな曖昧な部分がそう感じさせる。脚本と演出がしっくりしてきている証拠だろう。
佐和子の変化も見所だ!
“クロ星男”と佐和子が飲んで帰ってきた夜、ダイニングテーブルを囲んでのシーンが良かった。星男と恋におちていた頃の佐和子が少女のような雰囲気だったのに、達也と向かい合う時はちょっと姉弟のよう見えたのも、佐和子の変化の上手い魅せ方だと思う。
また、星男にはメロメロで言いなりだったのが、達也には結構本音で語れる友人みたいな部分も描かれ、関係の変化がわかりやすく描かれていた。
その後のスナックのシーンを挟んでの寝るシーン。ベッドの佐和子の隣には星男がいないのだが、その佐和子が空いているスペースを見るのでなく、そちらに背を向け右頬を下にしたポーズで横になっているのが良かった。
これから何か予期しないことが起こる不安より、これまでの星男との幸せな時間を大切にしたい様子がよく表現されていた。これが顔の向きが左頬が下だと、違った意味になってしまうから。
あとがき
達也が星男を受け入れ始めて来たので、物語がぐっと前進して面白くなったと思います。あとは“宇宙人パート”であれこれやって、どう達也と絡んだ最終回になるのかだけでしょうね。これまでの状況だと妙な引き伸ばしは無いと思いたいですね。
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