DOCTORS 2 最強の名医 (第3話・7/25) 感想
テレ朝『DOCTORS 2 最強の名医』(公式)
第3話『2000人に1人!?息子が重体で緊急オペ!!』の感想。
相良と森山の対立は面白い!
益々、相良浩介(沢村一樹)の腹黒さと根回しのしたたかさ、森山卓(高嶋政伸)のお茶目でピュアな部分が際立って、まるで相良がカウボーイが投げ縄で徐々に獲物を追い詰め捕らえるように、森山を手中に入れる過程が実に面白い。
もはや、本作はキャラの立った二人のやり取りを面白く魅せるためのドラマ、と言っても過言でないと思う。いや、それも本作の見所としてとても大切な要素の一つなのだが、それがメインになると、どうしても話の展開が強引になるし一辺倒になってきているのが気になるのだ。
病院自体の治療はどうしたの、相良先生?
ただ、『1』からのファンとして残念な事がある。それが、『1』で描かれた相良が病院全体を強引且つしなやかに改革していくと言う部分が、ほぼ無くなった事だ。医師と看護師の対立や病院経営への口出しと、いろいろやってきたはずだ。
もちろん『2』でもその伏線は存在した。堂上たまき病院長(野際陽子)が森山を病院長にしようと企んだ回で、銀行からの融資の一件だ。しかし、それも放置状態。確かに、相良と森山の対立は面白いが、このままではパターン化してしまう。
そして既に、他の登場人物たちの影が薄くなっていると感じるのは、私だけではないと思う。本作のオリジナリティは、いつもは人柄の良い敏腕外科医、でも自分が信じる道のためなら非情な縦断も厭わない主人公が、医師や経営陣と闘いながら病院を再建するって部分。面白おかしく感動的に完治させる医師は、他局にいくらでもいると思うが…
千葉県八千代市の野良猫被害についてメスが入ったぞ!
劇中の病院改革は一時停止状態だが、今回興味深かったのが、ロケ地の一である千葉県八千代市の野良猫問題に一石を投じたストーリーだったこと。もちろん、病院の敷地内で猫を飼う医師など存在しないのだが。八千代市を訪れる際は、劇中の事故の様な事があるかもしれない。十分注意した方が良い…
ますます相良先生のスーパードクターぶりは描かれて面白いのですが、森山先生とああなってこうなるみたいな流れが似たようになってきているのと、そのために他の医師や患者の設定が強引になってるのが気になるんですよね。
ただ、例えば今回、皆川和枝(伊藤蘭)がカンファレンスで息子・雅也(中川大志)の臓器提供の意思表示に対しての「息子の意思を尊重したい」と言う辛い判断を述べるシーンは感動的でした。次週に期待します。
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【これまでの感想 / 第1シリーズ】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 最終回 SP(2013/6/1)
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第1話 第2話
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